【レクサス再考】デビューから3年を経過しても3万円しか値上げされないイケてるレクサスES300hってお買い得かも!?
標準装備を含めザックリ整理します。最安値602万円の標準車は17インチホイール標準でボディのゆがみを減衰するパフォーマンスダンパー未装着。最高値718万円のバージョンLは18インチホイールと前後にパフォーマンスダンパーが備わります。
もっともスポーティなFスポーツは654万円でレーシーなデザインの専用メーターと精悍な外観、19インチホイールとリニアソレノイド式AVSサスペンション、前後にパフォーマンスダンパーを装備。というワケで、最有力候補はFスポーツに決定!
ムーンルーフ(チルト&スライド式)は全車標準。オプション装備必須なのは寒冷地仕様でウインドシールドディアイサーが魅力です。ワイパーの停止位置と左右両端の上下方向に熱線が入るので安全上も好ましい装備です(LEDリヤフォグランプも装備)。ただし、1万7600円で装備できるのはバージョンLとFスポーツの2機種だけ。標準車は三眼フルLEDヘッドランプなどとセットオプションの設定で23万7600円とお高くなります。
プレミアムなオーディオシステムのマークレビンソンは24万3100円で全車オプション設定です。しかし、標準装備のオーディオでも10スピーカーの構成です。予算を押さえたい方はよ~くご検討ください。
撮影車両にあるデジタルアウターミラーは要りません。不要とした理由はウインカー点灯時やリバース時にワイド画面に切り替わるので距離感がつかみにくいのと、画面の切り替えレスポンスにタイムラグを感じるのでイマイチな印象だったから(しかも22万円)。その分といっては何ですが、まだ11万円のデジタルルームミラーをおごるべきでしょうか。
最後に注意すべきは内装色です。ESはドアトリムの形状が独特で、乗員の肩口まで覆うようにデザインされていますから、明るい色や派手な配色だと視界に入り目障りな印象をもたれる可能性があります(撮影車両はソリスホワイト)。人間の視野は文字や形を認識しずらい周辺視野を含めると180度以上あります。無論、個人差はありますので必ず意識してご確認ください。