北陸や東北 活発な雨雲の通り道 警報級の大雨のおそれ 関東~九州は猛暑日地点続出
6日頃 東北や北陸で警報級の大雨のおそれ
10日頃にかけては東北から北陸付近に梅雨前線が停滞しやすく、前線上を低気圧が通過する日もありそうです。前線や低気圧に向かって、雨雲の元になる暖かく湿った空気が次々に流れ込み、活発な雨雲がかかりやすいでしょう。特に、5日~6日頃は東北や北陸を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。 太平洋側では、梅雨の晴れ間になる日は最高気温が35℃くらいまで上がる所もあるでしょう。一転して、週明け8日は梅雨前線が南下し、雨の降り方が強まる所もありそうです。
梅雨末期のような大雨に注意、警戒
11日以降は梅雨前線が本州付近に停滞しやすく、東北~九州では梅雨空が続きそうです。前線の活動が活発になり、同じような所に発達した雨雲がかかり、梅雨末期のような大雨になることも考えられます。 さらに、この期間は関東甲信~九州では曇りや雨の日でも、最高気温が30℃以上の日が多いこともポイントです。かなり不快な暑さが続きますので、無理のないよう、お過ごしください。 今年の梅雨は、「猛暑」と「大雨」が隣り合わせになっています。梅雨前線の動きによっては、活発な雨雲のかかるエリアも変わってきます。最新の気象情報にご注意ください。
日本気象協会 本社 岡本 朋子