グリズリーズの河村（右）（AP）

　米プロバスケットボールNBAのグリズリーズは19日、開幕前キャンプに参加していた河村勇輝（23）と2way契約を結んだと発表した。Bリーグ出身の日本人として初のNBAデビューへ期待がかかる中、世界的ロックスターも自身のSNSで”河村推し”を明言した。 ◆河村勇輝＆ザック・イディー、『52センチ差』ツーショット【写真】 　2way契約の選手は下部Gリーグのチームに所属しながら、NBAの試合に50試合まで出場できる。河村はオープン戦5試合に出場し、1試合平均15・1分で3・4得点、4・2アシストを記録していた。 　これまで日本勢は、2004年にサンズで田臥勇太、18年にグリズリーズで渡辺雄太、19年にウィザーズで八村塁がNBAにデビューしており、この中では渡辺が2way契約からNBAでプレーするチャンスをつかんだ。グリズリーズは23日（日本時間24日）のジャズ戦で開幕を迎える。 　日本人4人目のNBAプレーヤーとなる可能性が高まった河村には、SNS上でも祝福の声が相次いだ。そんな中、世界的ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」ベーシストのフリー（62）がX（旧ツイッター）で反応。フリーは地元・ロサンゼルスのレイカーズのファンだが、「今季、レイカーズ以外の選手ならばロンゾ（ブルズ）とユウキ・カワムラだ」と投稿した。 　これには日本のファンも「NBA大好きなレッチリのフリーが河村くん推しって言ってる！すごい！」「え、やばいやばいやばい。フリーが河村についてツイートしてる」「勇輝がプレシーズンですでにアメリカの人を魅了していることを、このコメントほど実感したことはない」「yukiをよろしくお願いします！！あとそちらのruiも引き続きご贔屓に！！」と盛り上がりを見せている。（写真はAP）