日本郵政グループの広中璃梨佳、復活のバースデーランでV貢献「ハッピーな1日になりました」【全日本実業団対抗女子駅伝】
◇24日 全日本実業団対抗女子駅伝(宮城県松島町文化観光交流館前―弘進ゴムアスリートパーク仙台の6区間42・195キロ) 10度目出場の日本郵政グループが2時間13分54で4年ぶり4度目の優勝を果たした。4区でルーキーのカリバ・カロライン(20)が首位に立ち、5区で東京五輪マラソン代表の鈴木亜由子(33)が積水化学と1秒差のトップでタスキリレー。6区の太田琴菜(29)が一時は後退したが、区間賞の走りで中盤に逆転した。 最長区間の3区(10・6キロ)を走った広中璃梨佳(24)にとって「復活のバースデーラン」となった。 2023年世界選手権の女子1万メートルで7位に入賞したが、今季はけがに苦しんだ。8月ごろまで練習が積めず、パリ五輪出場もかなわなかったが、今季初レースとなった今大会で力走。区間2位の走りに「もう少し行きたかったのが正直な気持ちだが、チームで優勝できたのがうれしい。24歳、ハッピーな一日になりました」と笑顔を見せた。
中日スポーツ