上司への結婚祝いと、友人への結婚祝いでは、包む金額はどれほど変わる?平均データをまとめました。
近しい人が結婚した際には、結婚祝いを渡すのが一般的です。しかし、いざ結婚祝いを渡そうとするときに頭を悩ませるのが、包む金額でしょう。相手との関係性や渡すタイミングなどによっても金額が変わるケースがあるため、あらかじめ相場を知っておくと安心です。 今回は、上司への結婚祝いと友人への結婚祝いとでは、包む金額がどれほど変わるのか、平均的なデータをまとめつつ紹介します。
結婚祝いはプレゼントではなくご祝儀が一般的
結婚祝いは、主にご祝儀とプレゼントに分けられます。結婚式や披露宴に参列する際には、ご祝儀を結婚祝いとして渡すのが一般的です。 特に親しい友人などに対しては、披露宴参加時にご祝儀を渡し、それとは別にプレゼントを渡すケースもあるでしょう。どのような形で結婚祝いを渡すのかについては、関係性や相手に対する思いの強さなどによって変わります。相手が、より喜ぶような選択をするのがポイントです。
上司と友人へと贈る結婚祝いの相場は?
結婚祝いをご祝儀とした場合の、包む金額の平均をみてみましょう。例えば、株式会社リクルート実施の「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」で、披露宴などへの招待客1人あたりの平均ご祝儀額が確認できます。それによると、友人の招待客1人あたりのご祝儀は平均で3万円でした。 一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会による「平成29年度 婚礼に関するアンケート」もみてみます。このアンケートの集計結果によると、友人の新郎新婦に贈ったご祝儀の平均金額は、2万9598円でした。もっとも多くの回答を集めたのが3万円であるため、ゼクシィ結婚トレンド調査の結果と一致しているといってよいでしょう。 また、全日本冠婚葬祭互助協会のアンケートでは、上司の新郎新婦に対してのご祝儀の平均金額も集計しています。その結果、2万8925円でした。 やはり、もっとも多くの回答を集めたのは3万円です。平均金額をみると、友人への結婚祝いよりも上司への結婚祝いの金額の方が、若干少なくなっています。しかし、平均データをみる限り両者に大きな差はなく、包む金額はほとんど変わらないといえるでしょう。