漢江の英語表記は「Han River」ではありません…ソウル市が要請した正確な表記とは
「統一規定に則って『Hangang River』と書いてほしい」 ソウル市は19日、同市の代表的な観光スポット「漢江(ハンガン)」を英語で表記する際、「Han River(ハン・リバー)」ではなく「Hangang River(ハンガン・リバー)」と表記するよう要請した。 【写真】「なんでIndia?」 釜山を観光したインド人ユーチューバーが案内板の誤訳にツッコミ
ソウル市は、「『Han River』と『Hangang River』の混用によって外国人観光客が混乱する恐れがある」として、表記を「Hangang River」に統一するよう求めた。ソウル市は2010年、観光客に漢江の正確な名称を伝えるために「漢江公園内の施設物・広報物の外国語表記改善及び広報計画」を樹立し、漢江の正式な英語表記を「Hangang River」に統一した。 その後、韓国文化体育観光部(省に相当)が2020年、山や川など自然の地名を英語で表記する際の統一規定を制定。これによると、原則的に自然の地名は「山」や「川」などまで含めた韓国語名をローマ字で表記し、その後ろにRiver(川)やMountain(山)など地名の属性を表す英語の単語を付けることになっている。例えば漢江は「Hangang River」、漢拏山は「Hallasan Mountain」といった形だ。 ソウル市未来漢江本部のチュ・ヨンテ部長は「外国人観光客の増加に合わせ、漢江の正しい英語表記が定着するよう努力していきたい」と述べた。 キム・ヨンウ記者