いま、何が起こった? 踏み込んだ瞬間の衝撃KO「今回も一撃で…」2戦連続KO劇に戦慄
踏み込んだ相手が突如、不自然に崩れ落ちた衝撃KO。完璧なタイミングでコンパクトに振り抜いた“一撃”の右フック。あまりにも鮮やかなKO劇に「いま、何が起こった?」とファン騒然。放送席からは「今回も“一撃”で…」と驚きの声が漏れた。 【映像】“一撃”で不自然に崩れ落ちた衝撃KO 9月8日、横浜BUNTAIで開催された「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」。奥平将太(KSR GYM)と細越竜之介(team AKATSUKI)の対戦は、細越が狙いすましたカウンターの右フック一発で奥平を秒殺KO。識者も「必ず上に行く選手」「倒し方が狙い通り」と破格の評価を寄せた。 現在2戦連続KOで勢いに乗る19歳の細越と、アマチュア6階級からプロ入りも、近年は勝敗を繰り返す奥平との対戦。ゴングとともに、前蹴りやミドルなど遠距離から蹴りで試合に入った細越。コツコツと左ローを蹴りながらプレッシャーが強い。 奥平も蹴りを掴んでから間髪入れずボディ、距離を一気に詰めて再び右ボディから左フックと当てる。細越のローとミドルのプレッシャーに再び一気に前に出た奥平だが、次の瞬間、細越が狙いすましたカウンターの右フックを振り抜くと、奥平が突如、不自然な形で崩れ落ちる衝撃的なKO決着が待っていた。 ABEMAのゲスト解説・一馬はダウンの瞬間「ああ、これは立てないな…」と一言。「蹴りで距離を取って右のフックを狙ってましたね」と、細越の計算された戦術について言及し「強えわ、前回も秒殺KOだったんですけど、今回も一撃で…」と舌をまいた。 ファンも狙いすました一撃KO劇に「いま何が起こった?」「はい本物」「いきなりレベル高いな」「パンチ力あるなぁ」と騒然。元RISE王者の一馬は「この選手本物ですね」とコメント。この日のゲスト解説だった格闘ライターの中村拓己も「ダウンを取る前から同じ場面があった。蹴りで距離を取って(相手が)踏み込んだときに右フックを狙っていた。倒し方が狙い通りの選手、この選手は上に行く」と大絶賛だった。 勝利した細越は 「来年61.5kgがあるみたいなのでお願いします」。「まだまだ無名ですけど、3戦連続KOということで大穴としてお願いします」と控え目ながら来年開催予定の61.5kgトーナメントへのエントリーを猛アピール。一方、敗れた奥平は「やられた」と天を仰ぎながら悔しそうに退場するも一馬は「あれはなってなるべくしたKO。細越選手がうまかった」と勝者のポテンシャルの高さを強調していた。
ABEMA TIMES編集部