勇気がなくて食べたことがなかった…アメリカ出身の男性が初めて食べて大感激した「日本の中華料理屋の定番料理」
まだ食べたことがなかった餃子
この日Momokaさんのインタビューを受けたのは、日本に住み始めて2年、沖縄で暮らしているアメリカ出身のボンさん。「美しくて、のんびりしているのがいい」と沖縄をとても気に入っていて、「ビーチが最高で、ダイビングの免許も取った」と沖縄のアウトドアを満喫しているようだ。 ボンさんは以前も「Momoka Japan」の動画に登場している。前回Momokaさんは海鮮居酒屋に案内し、「今でも夢に見る」というほど楽しんでくれた。そんなボンさんに、今回は餃子を紹介する。 日本で2年暮らしてはいるが、まだ餃子を食べたことがないらしいボンさんに、「どうして?食べたいと思わなかったの?」Momokaさんも少し驚く。 餃子を知らないわけではなく、見かけたことは何度かあるが、餃子を提供しているラーメン屋に行けば注文するのはラーメン一択。スーパーで見かけたこともあるが、食べる勇気がなかったらしい。ということで、この日がボンさんにとってはじめて餃子を食べる日となる。「たくさん見かけるし、人気なんだろうね」と期待値は高い。 Momokaさんはボンさんが餃子を食べたことがないというのが気になったようで、来店後もボンさんが食べたことがない日本食の話題が続く。まだまだ食べたことがない食べ物は多いようで、「アメリカに帰国するまでにもっと勇気を出してみる」「今日は少なくとも餃子に挑戦できるよ」とボンさん。 「食べてみたい日本食はありますか?」というMomokaさんの質問に、「寿司などの定番はたくさん食べたけど、勇気がなくて食べていないものもたくさんある。もっと勇敢になりたいよ」「どうせなら本場で食べたいよね」と答えるボンさん。 「勇気がなくて」という言葉がしきりに出るように、食べ慣れない食べ物にはなかなか手がのびないのかもしれない。
白いご飯と餃子の組み合わせは最高
注文したのは、餃子とチャーハン。このお店の餃子はかなりサイズが大きく、「スーパーで見かけたことあるけど、こんなにデカくなかった。笑えるくらいデカいな!」とまずそのビジュアルに驚く。実際、1個が通常の餃子の3個分くらいのサイズなので、本当に大きい。 いよいよはじめての餃子を実食。醤油と酢、ラー油でタレをつくり、肉汁したたる巨大餃子にかぶりつくと、「めちゃくちゃおいしい」の声。「こんなにおいしいなんて!見逃してた」「ラーメン屋に行ったら餃子も頼む」「もっと早くに出会いたかった」というボンさん。 日本での滞在は残り2か月だというので、その短い期間で2年間のブランクを埋めなければならない。しかし、ボンさんはラーメンをとても愛しているので、餃子に目が向かなかったのも無理はない。ラーメンは仕事で疲れ切ったときに無性に食べたくなる好物だという。 ラーメンに次いで好きなのは、以前Momokaさんが動画で紹介したハラス。メジャーな食べ物ではないが、一度食べておいしさを知ってしまうと虜だ。餃子も、「見た目はすごくおいしそうだと思ってたけど、中身がわからないとこわいよね」という理由で避けていただけのようだ。 チャーハンと一緒に頼んだ餃子だが、Momokaさんの勧めで白いご飯とも一緒に食べてみる。「餃子の主張する味を、控えめのご飯が引き立てる」と、白いご飯との組み合わせのほうが好みのようだ。ボンさんはあふれた餃子の肉汁すら逃さないように、ご飯とあわせて完食した。口の中でおかずとご飯を混ぜ合わせながら食べるいわゆる「口内調味」「口内丼」は最近賛否両論あると話題になった日本独特の文化らしいが、ボンさんはこれを自然にやってのけ、表現も絶妙だ。 「口中調味を理解出来ると 立派な日本人の味覚が育つなぁ」「餃子と白飯の組み合わせを知ったら、もう舌は日本人」「三角食べしてる。私かなりの三角食べの猛者だからそこが気になって嬉しい」といったコメントがあり、印象に残った視聴者も多いようだった。 「素晴らしい経験になったよ。沖縄でも餃子を食べてみたくなった」というボンさん。これからはきっと餃子も好物の仲間入りをするだろう。
フリート編集部