勇気がなくて食べたことがなかった…アメリカ出身の男性が初めて食べて大感激した「日本の中華料理屋の定番料理」
旅のあり方の変化
日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2024年8月の訪日外客数は293万3000人に達した。前年同月比36.0%増、そしてコロナ禍前の2019年同月を16.4%上回った。大型台風の影響にもかかわらず、7か月連続で同月過去最高を更新する驚異的な回復を見せている。 【マンガ】カナダ人が「日本のトンカツ」を食べて唖然…震えるほど感動して発した一言 観光客の旅行のあり方は時代とともに変化していて、ここ最近は目的もスタイルも多様化している。たとえば、従来の大都市圏や有名観光地に加え、地方の隠れた魅力を探す「ディープな日本体験」を求める観光客も増加している。農村での農業体験や伝統工芸の制作体験、さらには伝統的な日本家屋の古民家に宿泊する古民家ステイなど、日本の文化や生活様式など、暮らしについて深く理解したいという需要も高まっている。 旅行といえば有名観光地にばかり関心が集まるものだったが、SNSの利用が当たり前になった現在では一人ひとりが発信する情報が網の目のように張り巡らされ、今までは知り得なかった「観光」の外にあるその土地での「生活」まで容易に触れることができるようになった。そういったことを背景に、旅先の土地の日常にも目が向けられるようになったのだろう。 また、日本が好きで何度も訪れる外国人観光客や、長期滞在する外国人もいる。人気のある観光地での観光はある程度体験すれば満足だ。そんな人たちが次に求めるのが、メインではない地方での観光や、リアルな日本体験なのかもしれない。 それは、日本を訪れる目的として常に上位ある「食」に関してもいえるだろう。名物料理や高級食材を食べることは特別な体験だが、ありふれた日常の食べ物の中にも驚きや発見はあるものだ。たとえば、国内外に日本の食の魅力を発信して注目を集めているYouTubeチャンネル「Momoka Japan」の動画には、それに気づかせてくれるものがある。 2017年の開設以来、「Momoka Japan」は日本食文化の魅力を世界に発信し続け、2024年9月現在、チャンネル登録者数は91万人を超えている。チャンネルで配信されている動画は、街で出会った外国人観光客や日本で暮らす外国人を日本食店に案内し、一緒に食事を楽しむというシンプルな構成。関西出身で英語が堪能なMomokaさんは、初対面の外国人にも臆することなく声をかけておもてなしをする。動画のテロップは温かみのある関西弁交じりの会話で、これも視聴者を引き付ける魅力のひとつとなっている。チャンネルにはファンも多く、日常生活の中でほっと一息つけるコンテンツとして愛されていることがわかる。 そんな「Momoka Japan」の動画の中から、今回は45万回再生されている「外国人が初めての餃子に大感激Trying Gyoza」という動画を紹介する。