公明党、参院選公約を発表(全文1)議員歳費を10%削減
公明党は26日、参院選の公約を発表した。 ◇ ◇
キャッチフレーズは「小さな声を、聴く力。」
司会:それでは山口代表の記者会見を始めます。 山口:それではお待たせしました。このたびの参議院選挙に臨む、いわゆるマニフェスト、政策集、これを今日は皆さまにご披露いたします。このようなイメージポスターと同じデザインの写真を使った表紙となりました。だいたいよろしいですか。 お手元に配られていると思います。その概要について私のほうからお話を申し上げます。キャッチフレーズは「小さな声を、聴く力。」。これもイメージポスターと同じであります。公明党は他の政党にはない国会議員、地方議員、あるいは党員も含めてネットワークの力があります。それらを生かして数多くの政策を実現してまいりました。 これは国のレベルだけではなくて都道府県のレベル、あるいは市区町村のレベル、それぞれで可能な政策を組み合わせて例えば子育て支援策を立体的に推進する、こういうことができるのが公明党のネットワークの力であります。この力こそ私は公明党の他党と比べての強みでもありますし、また日本の政治の中に希有な存在としてなくてはならない力だと思います。 地域に根を張って、生活現場と直結した公明党が連立政権にいるということが政治の数の安定ばかりではなく、質の安定をもたらすと。このようにも自負しておりますし、また国民から見て希望のある社会が実現できると、安心感の持てる政治を期待できるということにつながっている。このように思います。 公明党は昨年、100万人訪問調査運動を展開しました。今申し上げた政治の安定の下に政策遂行、ネットワークの力を生かすということを申し上げましたけれども、やはり国民の声を聴くと、実際に聴くということが政治の基本であります。昨年の訪問調査運動をもとに、すでにそれぞれの自治体、あるいは議員個人の活動としても声を形にする、そういう実現をすでに行ってきておりますが、国政のレベルにおいては昨年から与党の議論にも反映させ、また公明党としても独自に政策提言を行い、今年度の予算やあるいは今国会で成立した法律等に数々実現をしているところであります。さらに今度の参議院選挙でその先も含めて国民にお示しをして選択をいただくと、こういう位置付けであります。