市原ホテル強盗殺人 逮捕された元従業員の男 計画的な犯行の可能性も
千葉県市原市のホテルで従業員の女性が殺害された事件で、強盗殺人の疑いで逮捕された元従業員の男が、ホテルでフロントの業務をしていたことが新たにわかりました。 県警は、計画的に犯行に及んだ可能性があると見ています。 事件があったホテルの元アルバイト従業員、江川敦容疑者は、11月1日、市原市のホテルで勤務中の従業員、佐伯仁美さんを殺害した上で、現金約1万2000円を奪って逃げた疑いが持たれています。 その後の調べで、江川容疑者と佐伯さんは、このホテルで働いた時期が重なっていて、同僚であることが新たにわかりました。 江川容疑者は事件の少し前から出勤しておらず、ホテル側は逮捕を受けて容疑者を解雇しました。 また、江川容疑者は勤務時にはフロント業務全般を担当していて、佐伯さんが死亡しているのが見つかったフロントの防犯カメラの位置や現金の保管場所を把握していたとみられることも新たにわかりました。 県警は、防犯カメラのレンズがタオルのようなもので覆われていたことなどからも、計画的に犯行に及んだ可能性があるとみて、動機などについて調べを進めています。
チバテレ(千葉テレビ放送)