50代以上でも“10kgやせ”続出! 運動も我慢もいらない「太らない食べ方」
「もう年だから、ダイエットなんて無理」「やせても、どうせリバウンドするだけだし」 年齢を重ねると、食べる量を減らしても、運動しても、思うようにやせないと悩んでいる人も多いと思います。しかし実は、食生活を少し変えるだけで、50代以降でも無理せずやせることは十分に可能なんです。ダイエットカウンセラーとして、40~60代に食生活改善をアドバイスしている著者のノウハウをわかりやすくまとめた『時短たんタンダイエット』(扶桑社)より一部抜粋、再構成してお届けします。 【写真】なかやまきんに君、引っ張りだこ! 大ブレークを支える「筋トレ人口1640万人」への影響力 ◇ ◇ ◇ ■太りやすい人共通の食生活とは? 点検・改善したい傾向3つ ダイエットカウンセラーとして40~60代の食事をチェックするなかで、太りやすい人には共通した傾向があると感じています。下記に当てはまる人は、太る&なかなかやせない可能性大。忙しくても取り入れやすい、簡単なやせアドバイスも参考に、食生活を見直してみて。 【食事が、おにぎりのみ・トーストのみなど「炭水化物だけ」】 朝食や昼食で多い傾向です。食事が炭水化物だけだと、血糖値が急激に上下して疲れやすく、すぐにエネルギーぎれになり、ムダな間食につながる恐れが。タンパク質と野菜も一緒にとることが理想ですが、時間がない・食欲がないという場合は、チーズや豆乳、卵などタンパク質を優先してとって。 【野菜は生だと体が冷えるので「煮物中心」】 野菜をとることは◎。ただ、「野菜の煮物はヘルシー」と思いがちですが、しょうゆ・砂糖・みりんを使うので糖質が高く、太りやすさにつながる調理法なんです。生野菜にしかない酵素もあるので、適度に生の野菜も食べましょう。ゆで野菜や炒め物など、野菜料理のバリエーションを広げるのもおすすめです
食事スタイルの偏りが問題
【「魚を食べる」のは週に一度以下】 「やせない」と嘆く方は、肉ばかり食べて野菜が少ない傾向に。タンパク源の種類を増やす意味で、魚料理も食べるようアドバイスすると、つけあわせの野菜にも気を配ることが増え、自然に食事のバランスが整う人が多いです。イワシやアジ、サンマなど青背の魚に含まれる不飽和脂肪酸は、血中コレステロール値を下げる働きがあるので、ダイエットはもちろん、健康のためにも定期的にとるのがおすすめ。 ■おいしい、時短でき! ダイエット成功者たちに好評なレシピ 「たんタンダイエット」では、食事スタイルの偏りを整えただけで、運動なし・がまんなしで10kg以上やせる人が続出中。そんなダイエット成功者たちに好評なレシピを2つご紹介します。ポイントは、タンパク質と野菜がしっかりとれること。食べる内容と量を変えるだけで、皆さんストレスなくやせてます! ▽おにゃ(ダイエットカウンセラー、料理研究家) 雑誌・書籍・テレビ・企業のレシピ開発を行う。個人カウンセリングにもとづいたダイエットサポートサービスや講座も開催。40~60代女性が次々と10kg以上やせし、「サプリなし、運動なしでやせ体質になれる」と話題に。プライベートでは2児の母。長男出産後に激太りし、自身も10kgのダイエットに成功した経験をもつ。その経験を活かした夫の11kgやせダイエットをつづった「夫もやせた! 糖質オフのダイエットおかず」のほか、「#おにゃ式 糖質オフの「食べてやせる」レシピ」「炭水化物とタンパク質で50代が続々10㎏以上やせ! 時短たんタンダイエット」(すべて扶桑社刊)など著書多数。著書累計は39万部。