J1ジュビロ磐田が今季2度目の連敗…DF鈴木海音「変わらないといけない」
◆明治安田J1リーグ ▽第13節 サガン鳥栖3―0ジュビロ磐田(11日・ヤマハ) ジュビロ磐田は下位の鳥栖に0―3で敗れ、今季2度目の連敗を喫した。無得点は5試合ぶり。引き揚げるイレブンにブーイングが飛ぶ。横内昭展監督(56)は「サポーターに申し訳ない。すべての責任は僕にある」と厳しい表情で話した。 攻守の大黒柱が不在だった。リーグ得点王のジャーメイン良が額骨陥没骨折で離脱。前節で一発退場したDFリカルドグラッサは出場停止。さらにGK川島永嗣も足の負傷でベンチから外れた。厳しい台所事情でGK坪井湧也、DF小川大貴、MF石田雅俊が今季リーグ戦初先発した。 それでも前半は押し込んだ。坪井が好セーブを連発すれば、小川も右サイドから切れ込む。石田も開始5分でシュート。だが前半終了間際に失点し、後半13分に0―2とされると反撃ムードがしぼんだ。石田は「ジャメのためにも結果を出したかった。最初のチャンスで仕留めていれば展開も変わった」と悔しがった。 最終ラインを統率したDF鈴木海音は「切り替えるなんて言っていられない。変わらないといけない」と力をこめた。次節は中3日でアウェー札幌戦。なにがなんでも勝って、負の流れを変える。 (里見 祐司)
報知新聞社