井端弘和監督「いい選手だなと」大会打率5割超えと好調の小園海斗に寄せる絶大な信頼
◇アジアプロ野球チャンピオンシップ2023 日本10-0オーストラリア(8回コールド)〈18日、東京ドーム〉 【画像】侍ジャパン 投打で圧倒し8回コールド勝ち 早川隆久が5回完全投球 打線は13安打10得点 3連勝で決勝戦へ弾み 投打がかみ合い、オーストラリアに8回コールド勝ちとなった侍ジャパン。予選リーグを3連勝で終え、19日の決勝に挑みます。 今大会、日本の大きな原動力となっているのが小園海斗選手。広島で5年目となる23歳は、ここまで全3試合にショートでスタメン出場し、全試合でヒットを記録しています。チームトップの6安打を記録し、チーム2位の打率.500に加え、得点圏打率.333と勝負強さも健在。侍打線をけん引します。 井端弘和監督は「(ここまでの活躍を)想定していました。どこの打順を打ってもランナーを置いたバッティングというのは、NPBでレギュラーを張っているどの選手よりうまいんじゃないかと思っていますので、いい選手だなと。あすもいいところで打ってくれればいいかなと思います」と絶大な信頼を寄せていました。 若き侍ジャパンで挑む今大会は、小園選手をはじめ、森下翔太選手、万波中正選手、門脇誠選手、藤原恭大選手といった同世代の活躍が光ります。 小園選手は「みんなで頑張ろうと言っていますし、みんなで盛り上げていけたらいいかなと思っています」と誇らしく話します。 井端監督は“小園世代”について、「本当に素晴らしいですね。国際試合は初めてだと思いますけど、レギュラーシーズン同様、変わらずできているのは素晴らしいですし、同じ年代で競争して今後も続けて欲しい」とたたえた。