「無職」をポジティブに受け止められる言い方。面倒ごとを避けたいときの、ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。 どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
言いづらい事実を伝えたいとき
仕事はアダルトサイトの運営をしているが、初対面の人から「お仕事は何を?」と聞かれると、いつも困ってしまう。正直に答えるとネガティブな感情を抱かれそうだし、かといって嘘をつくのも後でバレたら面倒くさい。こんな「ネガティブな事実」をどう伝えればいいのか?
相手が勝手に勘違いしてくれる言い方をすればいい
以前、無職の人が化粧品売り場で「お仕事は何を?」と聞かれ、正直に「無職です」と答えたら怪訝な顔をされて嫌な気持ちになったと聞いたことがあります。どんな職業であっても接客に差をつけるなと思うのは理解できますが、世間では「無職」という立場への風当たりは弱くありません。 客商売をしている人からしたら、相手が顧客になるのか判断したいので、「無職です」と聞いたら相手にするべきではない人だと判断する人もいます。バカ正直に「無職です」とか「働いてないです」とか言うと、ネガティブに捉えられてしまうのですね。 しかし、ここで「働く必要がないんですよね」と返答したら相手はどう感じるか?「この人はお金持ちなのかも……」と勝手に勘違いして、ポジティブに受け止められる可能性もあります。答え方ひとつで印象が変わるといういい例ですね。資産がある人だろうと生活保護者だろうと、「働く必要がない」のは間違いのない事実ですし。 要は相手が勝手に想像をして、「もしかしたら自分にメリットのある人かもしれない」と思わせる返答をすればいいわけです。
実際には無職みたいな生活をしていても…
基本的に自信満々な人というのは余裕があるように見えるし、いい方向に誤解をされたりします。実際には無職みたいな生活をしていても、不動産を持っていたり投資で資産を築いていて、そもそも働く必要がない人は大勢います。そういう人たちが自分のことを「無職です」と言っているのを聞いたことがありません。