台風 5月以来発生なし 海面水温高く沖縄は記録的高温 今後台風など熱帯擾乱発生か
梅雨末期の大雨のあと再び猛暑に警戒
明日16日(火)にかけて、西日本~東日本では梅雨末期の大雨に警戒が必要です。特に、記録的な大雨となっている九州など西日本では、今後、少しの雨でも土砂災害などに警戒が必要です。 【24時間に予想される雨量(15日18時~16日18時)多い所で】 九州北部地方、九州南部 100ミリ 近畿地方、東海地方 80ミリ 関東甲信地方 60ミリ 中国地方、北陸地方 50ミリ 17日(水)以降は夏の太平洋高気圧の勢力が強まり、九州から関東甲信では続々と梅雨明けする可能性があります。ただ、大気の状態が不安定な状態が続きます。晴れていても、にわか雨や雷雨にご注意ください。 週末から、再び最高気温35℃以上の猛暑日が急増し、今月上旬のような体温超えの危険な猛暑となる所が多いでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。また、南の海上では対流活動が活発になっているため、台風など熱帯擾乱がいつ発生してもおかしくありません。最新の気象情報にご注意下さい。
日本気象協会 本社 福冨 里香