【ジャイアンツカップ】25日中学硬式日本一が決まる 巨人・岡本和真出身の橿原磯城リトルシニアvs春のリトルシニア日本一・中本牧リトルシニア
◇全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ2024(19日~25日) 「第18回全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」の準決勝2試合が24日に行われ、今年のジャイアンツカップの決勝カードが橿原磯城リトルシニア(奈良)vs中本牧リトルシニア(神奈川)に決まりました。 【画像】ジャイアンツカップ開会式で選手宣誓を行った東京神宮リトルシニア・橋本周磨選手 JPアセットスタジアム江戸川で行われた準決勝第一試合は、ともに初の決勝進出を懸けて橿原磯城リトルシニアと青森山田リトルシニアが対戦。3対1で橿原磯城リトルシニアが勝利しました。 先制を許した橿原磯城は4回裏に同点に追いつくと、さらに2死2・3塁のチャンスで6番森田大地選手が2点タイムリーツーベースを放ち勝ち越しに成功。試合を決めました。 OBの巨人・岡本和真選手から送られた赤いリストバンドをチーム全員が着用して試合に臨む橿原磯城。25日に東京ドームで行われる決勝戦は巨人対中日の1軍戦終了後に行われます。選手たちは、憧れの岡本選手の前でプレーすることをモチベーションの一つとして、決勝まで勝ち上がってきました。 投打の中心である井本陽太主将は正月に岡本選手にバッティングを見てもらい、「そのままで大丈夫」と言われたことで自信がついたと話します。憧れの先輩の本拠地東京ドームで、岡本選手も為し遂げられなかったジャイアンツカップ制覇なるか、井本主将の活躍に期待がかかります。 準決勝第2試合は、ジャイアンツカップ初勝利から一気にベスト4まで勝ち上がった北摂リトルシニアと2年連続で準決勝へと駒を進めた中本牧リトルシニアが対戦。3対2で中本牧リトルシニアがサヨナラで勝利しました。 2対2で迎えた最終回、無死満塁のチャンスを作ると、打席には3番田中歩希選手。昨年この準決勝に2年生ながら出場する田中選手がセンター前へサヨナラヒットを放ち、試合を決めました。 2002年以来の決勝進出を決めた中本牧の注目は、背番号1の鈴木陽仁投手と背番号10の小林鉄三郎投手。安定感抜群の両左腕を軸に、リトルシニア全国選抜大会に続いて今年2度目の"日本一"を狙います。 ジャイアンツカップ2024の決勝は25日、午後2時から行われる巨人vs中日戦の試合終了後に夢の舞台「東京ドーム」で開催されます。