大谷翔平、日本選手初メジャー全30球団からHR 4戦ぶり38号追撃ソロ ヌートバーの頭上越え キング争いオズナに3差
「カージナルス―ドジャース」(17日、セントルイス) ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、2点を追う五回の第3打席で4戦ぶり38号ソロを放った。昨年3月のWBCで世界一に貢献した右翼ヌートバーの頭上を越える一発。メジャー球団で唯一、本塁打のなかったカージナルス戦で初めてアーチを架け、日本選手で初めて全30球団制覇を達成した。8月15戦6発とし、キング争い2位のオズナ(ブレーブス)との差を3に広げた。 【動画】衝撃の低空弾に大谷はしてやったり 打たれたピッチャーは苦笑い 大谷は前日に続いてMLB企画イベント「プレーヤーズ・ウィークエンド」に合わせ、愛犬デコピンのイラストが入った特製スパイクと「改善」などの文字が刻まれたバットでプレー。初回の打席は四球で出塁し、36盗塁目となる二盗を決めて後続の適時打で先制ホームを踏んだ。三回は空振り三振から暴投振り逃げで出塁。37盗塁をマークしたが、後続に1本が出なかった。 大谷は前日まで120試合に出場し、ナ・リーグ9位の打率・291、同1位の35本塁打、同2位の86打点をマーク。また、同3位の35盗塁を記録し、史上6人目の「40本塁打・40盗塁」も射程圏内にとらえている。 8月は14戦5本塁打でナ・リーグのキングの座を守っているが、月間打率は・164(61打数10安打)と調子を落としている。