日本シリーズ第3戦先発のDeNA・東克樹、「流れを変える投球を」 肉離れした12日のCS阪神戦以来の登板も「万全の状態」
ＤｅＮＡの東克樹投手が、２９日のＳＭＢＣ日本シリーズ２０２４の第３戦（みずほペイペイドーム）に先発する。左太もも裏を肉離れした１２日のクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージの阪神戦以来の登板となるが、「ＤＨがあるところでの投球を見据えてここまで調整してきた。脚の状態もほぼ回復している。ピッチングに関しては万全の状態で臨めるんじゃないかな」と周囲の不安を吹き飛ばした。 本拠地で２連敗を喫したソフトバンク打線については「切れ目がない。さらにＤＨが入ってきて近藤さんもおそらく出ると思うので。より集中して投げないといけない」と警戒。抑える手がかりとなったのは、第１戦で７イニング無失点と好投した相手のエース有原だ。 「有原さんの投球にはすごく余裕が感じられた。全員に勝負するのではなく、四球もＯＫという心の余裕をしっかり持ちながら投げないと。そういう投球ができれば長いイニングも投げられる」 負ければ王手をかけられる大一番。「日本シリーズ出場で満足とならないように。２連敗している中で流れを変える投球を心がけたい」。ゲームチェンジャーに名乗りを上げた今季１３勝の左腕が連敗を止める。
中日スポーツ
