横浜F・マリノスユース、桐生第一に完勝
9月21日、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東1部の第13節が各地で行われ、桐生第一と対戦した横浜F・マリノスユースが4-0で完勝した。 【フォトギャラリー】 横浜F・マリノスユース vs 桐生第一 前節、ともに黒星の両チームが日産フィールド小机で対戦。立ち上がり、最後尾からパスを繋いで攻撃を組み立てる横浜FMユースは6分、MF7白須健斗(3年)がトップスピードのドリブルからシュートまで持ち込む。対する桐生第一は、相手にボールを持たれることを割り切り、ブロックを作って守り、カウンターで得点を狙う。 先制点を挙げたのは、試合の主導権を握る横浜FMユースだった。12分、自軍がシュート。クロスバーに当たったこぼれ球をFW11吉沢実頼(3年)が頭で押し込んだ。 幸先良く前半序盤で先制点を奪った横浜FMユースは、得点後もボールを保持し、ロングパスを織り交ぜ、サイドからは緩急をつけたドリブルで中央に切り込んで追加点を狙っていく。すると33分、FW11吉沢が右サイドからのパスをPAライン付近からダイレクトでシュート。グラウンダのーシュートはサイドネットに突き刺さった。リードを広げた横浜FMユースは前半、相手のシュートを0本に抑えて理想的な展開で試合を折り返す。 後半に入っても横浜FMユースペースは変わらず。49分、MF7白須が僅かにポストを逸れる惜しいイン巻きのシュートを放つ。追加点が欲しい横浜FMユースは攻撃力アップを図ろうと、来季のトップ昇格が内定しているMF10望月耕平(3年)を投入。すると69分、途中交代で入ったMF13浅田大翔(2年)が豪快なシュートをネットに突き刺し3点目。さらに、72分にはMF10望月が左サイドのクロスを丁寧にインサイドで合わせ、ゴールネットを揺らし勝負あり。前後半を通して、攻守ともに冴えわたった横浜FMユースが4-0で勝利を収め勝ち点3を積み上げた。 (文・写真=田原豊)