「部活、夏休み…日本人って“青春”が好きですよね」10代の頃アメリカに住んでいた市川紗椰が語る、岡村靖幸とのまさかの“出会い”
岡村靖幸さんの人気対談連載『 幸福への道 』の書化を記念し、「岡村ちゃんファン」代表として市川紗椰さんをゲストにお迎えしました。いつもは岡村ちゃんがゲストを質問攻めにしますが、今回は市川さんが質問を繰り出す展開に。 【画像】 岡村靖幸さん(59)の画像を見る 『週刊文春WOMAN2025創刊6周年記念号』 より、一部を編集の上、紹介します。 岡村 4年前、テレビ番組の『関ジャム』で僕の特集があったときに出演されてましたよね。 市川 はい、ファンの一人として番組に参加したんです。 岡村 そのときはお話ができず。 市川 離れて座ってましたから。 岡村 ああ、遠くのほうに市川さんがいらっしゃるな、って。 市川 同じ空間にいるはずなのに、テレビを観てるみたいな感じで私は座ってました。
「あっっ! 幻の曲の人だ!」
市川 私はもともとアメリカに住んでいて。日本の音楽は、いとこが聴いていたものしか知らなかったんです。でも、日本に引っ越すことになり、日本の音楽をもっと聴こうと。当時、音楽配信ソフトをよく利用していて、日本の曲もそれで探して。でもフィットするものがなかなか見つからず、唯一、バービーボーイズの曲はいいなと思って聴いてたんです。 すると、バービーのリストに「Out of Blue」という曲が交じってて。あれ? 声も音も違う。この曲はバービーじゃない。誰の曲かはわからない、幻の曲。でもすっごくカッコいい曲だなって。 その後、日本のCD屋さんに行ったとき、岡村さんのPVがモニター画面に流れていたんです。あっっ! 幻の曲の人だ! そこからめちゃくちゃ聴くようになったんです。それが20年くらい前、高校生の頃でした。 岡村 ……。 編集部 どうですか、岡村さん。……もしもし、聞いてます? 岡村 ……いやあ、今日はやりづらい。いつもは僕がホストだからインタビューするんです、この対談は。 市川 ですよね。ファンが目の前にいるのは、ちょっと(笑)。 岡村 『関ジャム』みたいに黙ってるしかなくなります、僕は。 市川 あのときも、岡村さんがやりにくそうにしているのを感じながら、さらにやりにくくしましたから、私が(笑)。