街のいたる所に「オオサンショウウオ」がぬめぬめ…?京都で年に一度の恒例イベント
姿かたちが「9」に似ていることや9月が繁殖期であることから制定された「オオサンショウウオの日」を盛り上げようと、京都水族館(京都市下京区)で9月7日から3日間に渡るイベント『9月9日はオオサンショウウオの日2024』が開催される。 【写真】京都駅ビルで「オオサンショウウオ」がお仕事? 昨年の様子 同館は開業以来、鴨川水系に棲むオオサンショウウオの調査や研究に参加。グッズにも力を入れるなど「京都水族館といえば」という存在になっており、「オオサンショウウオの日」は同館が2018年に申請、日本記念日協会に認定されている。 その日に合わせ毎年大規模イベントがおこなわれており、2024年は、新エリア「ミテッテ」にてワークショップを開催(7日限定/参加費500円)。オオサンショウウオ研究に取り組む、京都大学・西川完途教授を招いてのトークセッションとペーパークラフト制作が楽しめる。 また8日には、巨大なオオサンショウウオのモチーフが鎮座する山車が登場。梅小路公園を一周練り歩く山車引き体験(5~12歳限定)ができる、お祭りというよりお祀りが繰り広げられる予定だ。 9日には、同館で暮らす交雑種のうち、最も大きな個体の成長ぶりを毎年確認する測定会も実施。2023年の161cmからどのくらい大きくなったか、測定の様子を見ることができる。 さらに7日からしばらくの間は、京都の街なかにオオサンショウウオぬいぐるみ約100体が出現。タクシーや「京都鉄道博物館」など、いたるところでぬめぬめと、なにかしらに励んでいる場面に遭遇できるかも。 「京都水族館」の入館料は、大人2400円ほか。なお、ワークショップは定員18名で、参加チケットを8月24日よりオンラインチケット販売ページにて発売。山車引き体験は抽選制で8月8日~21日にイベント・体験ページで参加希望者を募集し、23日に当選発表がおこなわれる。 文/脈 脈子