ふるさと納税新制度に異論 泉佐野市が会見(全文5)ルール作りは否定していない
一定のルールは否定しないということか
NHK:一定のルールは否定しないが、ともその中でおっしゃっていましたけど、そういうことでしょうか。 阪上:そうですね。ルールをつくるっていうことをわれわれ否定しているわけではなくて、いわゆる示されている考え方っていうものが、やっぱり一方通行だというふうに感じているんですね。特に3割に関しては、いわゆるおっしゃるように公平な環境っていうことであれば、おっしゃるとおりかなっていうところも一理あるっていうふうには考えておりますけども、ずっと言っていますけど、やっぱり地場産品は明らかにもう誰が聞いても、これもう不公平だとわれわれは思っているので、それを間違っているんじゃないですかっていうことを、今まで繰り返し訴えてきたということでございます。 NHK:1つ確認なんですけれども、2018年度の見通し申請は360億円ということだったと思うんですが、これ、記憶違いでなければ昨年12月末の段階での見通しだったと思うんですけれども、いわゆるAmazonポイントのキャンペーンを含めて、先ほどは見通し示せないということでしたけれども、もし可能であれば100億円還元という形で、逆にこの程度まで還元しますよということを示して、市としてキャンペーンしているんであれば、どの程度この期間の間に寄付金が集まったというのは、示されられないのかなというふうに思うんですけど、どうでしょうか。大まかで構いません。 阪上:まず360億ですけれども、年末の時点でっていうか、これ、年度末までの見通しとして360ということで予算の計上をさせていただいた次第です。先ほどご質問あったように、それよりは多く集まっているっていうことは事実です。ただ、100億円の還元キャンペーンに関しては、1つ言えるのは100億円まで達したか達していないかというと、達していないということです。ただ、正確なそのキャンペーンに関してれだけ集まったかという寄付金額に関しては、集計はやっておりませんので、それは情報として持ってないということでございます。 NHK:あと1点だけなんですけれど、もし新しい制度の中で、認められるかどうかですけれども、これ、総務省側の対応になると思うんですけれども、もしそうした場合には、今独自のふるさと納税のサイトなんかもやってらっしゃるかと思うんですけれど、まだ仮定の話でお答えづらいと思うんですけれど、今の時点での申請書、申し出の形で認められないっていうことになった場合には、一定期間その後の進捗、どういうふうに、もし再開するという意向があるんであれば、どういうようなスケジュールというか見通しを持ってらっしゃいますでしょうか。 阪上:もうおっしゃられたように仮定の話になりますので、しかも認められないことを考えてわれわれ、特にスケジュールというのは組んでおりませんので、すみません、ちょっと回答できる、すみません、もの持っていないです。すみません。 NHK:分かりました、失礼しました。 司会:冒頭、八島副市長が表明した本市の見解につきましては、要約したペーパーのほうをまた帰りがけにお渡しできるようにはしておりますので、必要のある方はまた帰りがけに設置しておるものをお持ち帰りください。それでは引き続きましてご質問のある方おられますか。一番先頭の方、どうぞ。 【書き起こし】ふるさと納税新制度に異論 泉佐野市が会見 全文6に続く