SKE48が夏祭りでライブ コロナからの復活を目指す焼津市の戦略とは?
ふるさと納税でもコラボ
前回のライブはアイドルと自治体のコラボの先駆けといわれましたが、焼津市の手法をまねる自治体も出てきました。静岡県は富士山静岡空港・開港15周年のPR大使に「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん(浜松市出身)を起用しました。 焼津市のコラボはライブだけではありません。全国でも有数のふるさと納税額を誇る焼津市ですが、青木詩織さんはふるさと納税のマスコットキャラクターとしても起用されています。焼津市では2023年度、ふるさと納税の寄付金額が過去最高の106億8000万円に達しました。 ●焼津市 石原隆弘市長戦略監: 「焼津市は青木さんが親善大使ということもあって、アイドルとコラボした町おこしをずっと考えてやってきました。ふるさと納税のプロモーションでも協力していただいたこともありますので、一つのアイドルと自治体のコラボの集大成として今回のライブがあると思います」 どの自治体でもできるわけではありませんが、地元にゆかりのある人を自治体の貴重な財産として活用し、成功させた焼津市は、町おこしの一つのモデルケースといえるでしょう。