「欠場すれば流れ変わる」ワールドシリーズで左肩負傷の大谷の出場可否に米注目
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平がヤンキースとのワールドシリーズ（WS）第2戦で左肩を負傷したことを巡り、ドジャースのロバーツ監督が28日（日本時間29日）に行われる第3戦に大谷が出場する見込みだと明かした。ただ、米大リーグ機構（MLB）の公式サイトは、大谷がWSを欠場した場合の打順を予想。一部の米メディアからは「（大谷が）欠場すればシリーズの流れが大きく変わる」といった声が出るなど、大谷の出場の可否に注目が集まっている。 【写真】二盗に失敗し左肩負傷のドジャース・大谷。ロバーツ監督も心配そうに見つめていた MLBの公式サイトは「ドジャース、大谷の欠場に備えて万全の態勢」といった見出しで、特集記事を掲載。記事では「かけがえない選手の代わりはいない。しかし、選手層の厚さを考えれば、可能な限りの準備は整っているかもしれない」とし、大谷が欠場した場合の指名打者（DH）には、右足首のねんざを抱えながら強行出場しているフレディ・フリーマンの起用を予想。打順も1番にムーキー・ベッツ、2番にフリーマン、3番にテオスカー・ヘルナンデスといった具体的な打順も提案した。 一方、専門誌「スポーツ・イラストレーテッド」（電子版）は「もし大谷が欠場するようなことがあれば、シリーズの流れは大きく変わるだろう」と指摘。「もし大谷がプレーできない場合にチームがどのように対応するかについて、ロバーツ監督は明言を避けた」と報じた。 大谷は、26日に行われた第2戦の七回に二盗を試みた際、左肩を負傷。ロバーツ監督は試合後、「左肩の亜脱臼」と説明していた。
