「マウンド復帰へ前進を続けている」大谷翔平の”投球練習”に地元メディアが熱視線!術後最長のキャッチボールに反応「ピッチングに情熱を持っている」
ドジャースの大谷翔平が現地時間6月24日(日本時間25日)、敵地でのホワイトソックス戦の試合前にキャッチボールを行った様子を現地メディアが伝えた。 【動画】先頭打者弾!大谷翔平が右中間席へ24号アーチを放つ 専門サイト『Dodger Blue』によると、この日、リハビリ開始以降初めてとなる90フィート(約27.4m)の距離で投げたという。前回より感覚が10フィート広がったこととともに、「この二刀流スターは、2度目の右肘手術からの回復の一環として距離をとって投げており、先日のセッションでは80マイル(約129㎞)を記録した」などと今回測定された球速についても報じている。 その上で同メディアは、「ショウヘイ・オオタニは、ドジャースでの最初のシーズンは指名打者としてのみプレーしているが、マウンド復帰に向けて前進を続けている」とここまでの印象を綴っており、「ドジャースはオオタニを慎重に扱い、今年登板の可能性がないことを見越して長期戦に持ち込む余裕がある」として、回復までのプログラムを進めるチームの対応にも言及。 さらに、「リハビリが順調に進めば、来年にはマウンドに戻り、チームにもう一人のスターターを加えることができるはずだ」と翌シーズンを見通している。 また、今季序盤に話題となった一部メディアの報道にも触れており、「オオタニはドジャースから要請があれば投手を諦めるつもりだと報じられた。しかし29歳の彼は、投手としてのプレーが恋しいと認め、その考えに水を差したようだ」と指摘。その上で、「オオタニの意思は、彼がまだピッチングに情熱を持っていて、それを自身のプレーの一部として実行し続けるつもりであることを示唆している」となどと綴っている。 加えて同メディアは、今季の成績を振り返り、「今回の肘の手術が打者としての能力に影響を与えていないようだ。投手としても回復を遂げ、この先ドジャースで効果的な先発投手として活躍できることを期待させる」として、ここまでの打撃内容を評しながら、二刀流「完全復活」への見込みを示している。 大谷は現地時間6月25日(同26日)に行われた、ホワイトソックス2戦目で今季24号本塁打を記録した。止まらない打撃面のパフォーマンスとともに、投手復帰までの道筋にも、引き続き多くのファンの関心が向けられるはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]