「子育て、もう無理…」状態の母親が、無意識に"やってしまっている"思考のクセ
「自分が何かをした」時点で100点満点!
子育てで悩んでも、負のループにならずに抜け出していくママ達は、気持ちの切り替えがとても上手です。あくまで自分主体で考え、動いているので、何事も「私がやりたいからやった」という捉え方になり、見返りは求めていない。そうなると、「自分が何かをした」時点で100点満点なので、その結果がどう転んでも100点以下にはならない。 一方、負のループに陥ってしまうママ達は「あれもしたのに」「これもしたのに」と返ってこない見返りにやきもきし、何か返ってきたとしてもそれが自分の期待したものと違うとイライラしてしまう。そして次第に「どうして私ばっかり……」と自身を悲劇のヒロイン化してしまう。 私は、それではとてももったいないと思うのです。 毎日家族のために精一杯なママは、もうその時点で100点満点なのです。 自発的にやったことだけで十分評価されるべきなのです。 あなたにもその権利はあるんです。まずは自分自身が認めてあげることが大切です。 自分で自分を認めてあげられるようになると、『自分軸』で物事を捉えられるようになるので、良い意味で自身が本当にやりたいと思ったことしかやらなくなります。 自分がやりたいと思ったことだけをするように心がけると自然とストレスが少なくなっていきます。
相手に見返りは求めず、あくまでも自分軸で
これは、夫婦関係においても同じです。「私はあれもこれもやっている」 「なんで私ばっかり」というようなマインドで接しても、とげとげしく会話になりませんよね。 相手に見返りを求めない。 難しいかもしれませんが、これが徹底できると気の進まないことはしなくなるので、誰よりもママ自身が楽になります。誰かのためにがんばりたいなら、「未来の自分のために頑張る」と捉えることも一つの手です。 例えば、夕食の作り置き。食べるか食べないかは子どもたち次第ですが、作っておいたら翌日の自分は確実に前日の自分に感謝しますよね。本当にありがとうって思いませんか? ついつい子ども優先ですべてのことを考えがちですが、ママだからこそ、もっともっと自分の人生を自分軸で生きて欲しい。 「自分の機嫌は自分でとる」ということを体現して子どもたちにも教えていけたら、子どもたちにも自分軸が備わっていきます。そうなると子どもたちは自分で考えて、自分で決めて、自分で自分の感情をコントロールするようになるので、ママはさらに楽になりますよね。 「やりたい」と思ったことをやれば良い。 そしてそれをやった時点で100点満点。 喜んでもらえたらボーナスポイント! そんなふうにぜひ捉えて欲しいです。