8人のセンテナリアンに聞いた、100歳まで生きるための食事法(海外)
自宅で調理する
タイラーさんは自身の食事すべての準備を行い、調理済みの食事はもう何年も食べていないという。 これは100歳以上の長寿に共通することで、多くの人が、ファーストフードや電子レンジ調理食品が普及する前に成人している。 例えば、トロント出身の101歳のウィリアムさんは、イワシをたくさん使った食事をすべて自分で調理しており、それが長寿の秘訣だと考えているという。 SNSで「ジャックじいさん」の名前で知られる、101歳のジャック・ヴァン・ノルハイム(Jack Van Nordheim)さんはファーストフードを食したことがなく、ボイルチキンのようなシンプルな自家製メニューを好む。 自宅で調理したものを多く食べることは、うつ病や2型糖尿病、心臓病など健康上の重要な問題に関連する超加工食品をほとんど食べないということだ。 「International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity」に2017年に掲載された研究で、週に5回自炊する人は、果物や野菜を多く食べ、健康的な体重にある地中海食などの健康的な食生活を送っている傾向が高いことがわかった。
食事量はほどほど…
日本にいる100歳以上の長寿の多くが「腹八分」に従っていることを、100歳以上の年齢について検証する組織、LongeviQuestで働く山本優美さんはBusiness Insiderに語った。 山本さんの曾祖母の中地シゲヨさんは、2021年に亡くなった際、日本で2番目に長寿だった。山本さんは、曾祖母が決して食べすぎることなく、チョコレートバーを1度に全部食べることはなかったと語った。 同様に、アイルランドの最高齢男性で、108歳のマーティン・マッケヴィリー(Martin McEvilly)さんは、99歳のときまで常に自転車に乗っていた人物で、「なんでもほどほど」にしているという。 マッケヴェリーさんにとってこれは、日曜の夜だけ、ギネスを3パイント(約1.7リットル)飲むことを意味していた。