【パ・リーグ順位表】西武が今季負け越し決定“優勝が完全消滅” ソフトバンクが楽天に14得点圧勝でマジック「31」へ
プロ野球パ・リーグは12日、各地で3試合が行われました。 首位を独走するソフトバンクは初回、4番の山川穂高選手から、近藤健介選手、正木智也選手の3者連続タイムリーで幸先よく3点を先制。さらにその後も効率良く得点を重ねたソフトバンクは、5回に打者一巡のビッグイニング。先頭の海野隆司選手がホームランを放つと、その後1アウト満塁から山川選手ら3選手にタイムリーが飛び出し、5点を奪うなど、終わってみれば18安打14得点と打線が爆発。投げては先発・大関友久投手が自己最多130球の熱投で7回途中4失点で楽天に勝利。今季7勝目を挙げました。 【画像】ソフトバンクの山川穂高選手 Aクラス入りへ望みをつなげたい5位オリックスは2位ロッテと対戦。序盤はオリックス・田嶋大樹投手とロッテ・西野勇士投手の投手戦となります。しかし4回、オリックス・西川龍馬選手がライトスタンドへ今季6号の2ランホームランで均衡を破ると、9回にも大里昂生選手の2号2ランホームランでダメ押しの追加点。4-0と完封リレーで勝利したオリックスは連敗をストップ。田嶋投手が今季6勝目をあげました。 3位の日本ハムは西武と対戦。21年育成ドラフト1位・福島蓮投手が先発マウンドにあがると、6回まで西武相手に“ノーノー”ピッチングの好投を見せます。7回に先頭の西武・西川愛也選手にホームランを浴びますが、7回途中1失点の好投を見せました。福島投手の好投に打線も奮起。2回にレイエス選手の今季10号ソロホームランで先制すると、4回にもレイエス選手のタイムリー2ベースヒットが飛び出すなど、着実に得点を重ね、西武に勝利。今季初の6連勝を飾りました。一方、敗れた西武は7連敗。この試合の黒星により、今季負け越しが決定し、優勝の可能性が完全に消滅しました。 【12日のパ・リーグ結果】 ◆ソフトバンク14-4楽天 勝利投手【ソフトバンク】大関友久(7勝2敗) 敗戦投手【楽天】津留崎大成(1勝1敗) 本塁打【ソフトバンク】山川穂高23号、海野隆司2号【楽天】阿部寿樹6号 ◆オリックス4-0ロッテ 勝利投手【オリックス】田嶋大樹(6勝4敗) 敗戦投手【ロッテ】西野勇士(8勝7敗) 本塁打【オリックス】西川龍馬6号、大里昂生2号 ◆日本ハム5-1西武 勝利投手【日本ハム】福島蓮(2勝3敗) 敗戦投手【西武】高橋光成(0勝9敗) セーブ【日本ハム】生田目 (1勝1敗1S) 本塁打【日本ハム】レイエス10号、田宮裕涼3号【西武】西川愛也2号