衆議院は解散から何日で選挙がある?解散総選挙の流れ【衆院選2024】
【本題】衆院選が行われるのは「解散から40日以内」
それでは、解散後はどのような流れで選挙が行われるのでしょうか。 衆議院の解散が行われると、すべての衆議院議員が議員としての資格を失います。 衆議院議員を選び直すために行われるのが衆議院議員総選挙(以下、総選挙)です。 公職選挙法第31条3項では、解散から40日以内に総選挙を行うことが定められています。 総選挙で私たちが選ぶ衆議院議員は、内閣総理大臣を指名する立場にある人たちです。 つまり、総選挙で衆議院議員を選ぶことは、内閣総理大臣を選ぶことにもつながっているのです。 総選挙は日本のリーダーを決めるための、非常に重要な選挙といえるでしょう。 公職選挙法第31条4項では「総選挙の期日は、少なくとも12日前には公示しなければならない」と定められています。 このように解散後の日程は、非常に細かく決められているため、解散が行われるとすぐに選挙に向けての準備が始まるのです。 ちなみに、衆議院議員の任期満了の直前に解散・総選挙が行われた場合、投開票日が任期満了日を過ぎてしまうこともあります。
解散前から衆院選の準備は始まっている!?
2024年の衆院選をめぐっては総裁選の後に行われるとの観測があった中で最も早い時期の解散となりました。各政党や政治団体等も続々と本格的な選挙態勢に突入しているようです。 今後も選挙ドットコムは、衆院選2024についてのコラムや情報を発信していくのでぜひご覧ください。