大手企業のCMに出演するモデルがプロレスデビュー!「手足が長いって言っていただけるのを活かしたい」
14日、アクトレスリング後楽園ホール公演『ALL LIGHTS ON ME』が開催。女優の蒼乃ありす(あおのありす)がアクトレスガールズデビュー戦を行った。 蒼乃は『ミスiD2017』セミファイナリストであり、KIRINや花王、AmazonやDAIHATSUなど数多くの大手企業のCMに出演。映画でも主演を務め、女優やモデルとして活躍する中で『女優たちによるプロレスを基としたエンターテインメント集団・アクトレスガールズ』と出会い戦いに身を投じることになった。 デビュー戦は、この日がアクトレスガールズ卒業マッチとなるかなみっくとタッグを組み、元JDスターの女子プロレスラーであり劇団『水色革命』を主宰するMARU&デビュー戦となる永井絵梨沙と対戦。 デビュー戦同士の永井と蒼乃で試合が始まり、ロックアップからリストの取り合い、グラウンドの攻防とオーソドックスな展開で基礎力を見せていく。 蒼乃は長い足を活かしてボディシザースやビッグブーツで攻めていくが、MARUが背後から奇襲しチェーンで殴りつけていく。生まれて初めてチェーンで頭を殴られた蒼乃は動揺し、永井にマウントを取ってエルボーを落としていくが力が入らない。MARUにもビッグブーツを打ち込むが、MARUは腰が入ってないと見るや自ら顔面を突き出して「来い」と何度もビッグブーツを受けていく。なんとかMARUを倒すも、MARUはチェーン攻撃で反撃すると顔面を踏みつけボコボコに。これをかなみっくが助けに入るが、最後はMARUがかなみっくをジャーマンスープレックスホールドで叩きつけ3カウントを奪った。
デビュー戦を終えた蒼乃は「始まるまですごい緊張してたんですけど、入って四方にお客様がいて、普通の舞台と全然違うよっていうのをアクトレス入る時に聞いてたのが『これか!』ってすごい思って。先輩たちもセコンドについて助けてくださったり、一緒に闘ったかなみっくさんとかすごいいろんな人、いろんな仲間たちもだし、お客様もすごいあったかいなって思いました。チェーンはぶっつけ本番で殴られて、本当に痛かったです(苦笑)でんぐり返りからスタートとか運動経験があんまりない状態でスタートしたので、すごくいろんなことを今教えていただいて育てていただいてると思います。わりと手足が長いって言っていただけることが多いので、そういうのを生かしたことができるといいのかなって思っています。ここに上がっていくまでが1番不安だったんですけど、今後も頑張っていきたいと思います」と必死にコメント。 横で見ていたかなみっくは「私も後楽園ホールで2年前ぐらいにデビューした時をすごい思い出して、その時もほんとに弱々なへなちょこエルボーってずっと言われてきたんですけどそれよりも多分へなちょこだったので(苦笑)もっと気持ちを、負けたくない勝ちたいっていう気持ちをもっと前面に、こちら(ヒジ)にのせてもらって、その気持ちを出してもらったらもっといい選手になるのかなって思いました」とアドバイスを送った。 この日は永井と蒼乃の他に、元モーニング娘。10期メンバーであり女優の飯窪春菜さんの妹である日菜といろもデビュー。今年はマリーゴールドへの大量離脱もあったが、逸材3人のデビューによるアクトレスガールズの新章がスタートした。
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