個人昇格あるか!? J1クラブに推薦したいJ2最強の外国人(5)DFなのに半端ない攻撃力! スーパーゴールを決めた男
2024シーズンの明治安田Jリーグも全日程が終了。各クラブは、早くも来季に向けての補強に動いている。その中には様々なケースがあるが、いわゆる「個人昇格」はとくに注目ポイントと言えるだろう。今回は、個人昇格を狙えそうなJ2最強の外国人選手を紹介する。※来季J1に昇格する清水エスパルス、横浜FC、ファジアーノ岡山に所属する選手は対象外。スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報はすべて12月13日時点。
DF:ペレイラ(ブラジル出身) 生年月日:1997年1月31日 所属クラブ:大分トリニータ 今季リーグ戦成績:27試合2ゴール2アシスト J2リーグでプレーする助っ人外国人選手の中でも、大分トリニータのペレイラはかなり評価の高い選手と言えるのではないだろうか。 母国ブラジルのアトレチコ・ゴイアニエンセでプレーしていたペレイラは、2021年に大分(当時J1)に期限付き移籍で加入することを決断。海外挑戦1年目となった2021シーズンは公式戦15試合の出場にとどまったが、天皇杯決勝でゴールを決めるなど鮮烈なインパクトを残した。 J2に舞台を移した2022シーズンは、定位置を確保してリーグ戦36試合に出場。シーズン終了後、大分に完全移籍したことが発表された。 昨季も引き続き主力として活躍し、リーグ戦32試合に出場した。期限付き移籍期間も含めて在籍4年目となる今季は、リーグ戦27試合に出場。10月にはJリーグ通算100試合出場を達成している。 「守備者」としてのペレイラの魅力は、危機察知能力が高く、素早いカバーリングでスペースを埋めることができるところ。だが、それに加えて高い得点力も兼ね備える「攻撃者」であることを忘れてはならない。 2022シーズンはディフェンダーながらリーグ戦5ゴールを奪う活躍を見せ、今季は第26節・ロアッソ熊本戦(2-1)で試合終了間際にヒールでのスーパーゴールを披露。8月の月間ベストゴールにも選ばれた。 J2で長く安定した活躍を残しているという事実は、助っ人外国人選手を評価する上で重要な指標だ。ペレイラ引き抜きに動くJ1クラブが現れてもおかしくないだろう。
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