電子マネー買った80歳代男性、スマホに「1億2000万円当選しました」…コンビニ店長が110番
ニセ電話詐欺被害の未然防止に貢献したとして、佐賀県警鳥栖署は同県鳥栖市のファミリーマートJR鳥栖駅店の篠原智店長（49）、同市のセブン―イレブン鳥栖立石町店の山田淳子店長（32）に感謝状を贈った。 【写真】村重杏奈さん「うまい話には裏がある」…特殊詐欺への注意呼びかけ
同署などによると、篠原店長は8月3日、80歳代男性が電子マネー2000円分を購入後、使い方を教わろうと再び来店したため、スマートフォンを確認したところ、「1億2000万円当選しました」というメールの画面があり、詐欺だと判断して110番した。
山田店長は同27日、70歳代男性がパソコンのウイルス除去名目で8万円分の電子ギフト券を買おうとしたことから、購入を思いとどまらせて110番した。
鳥栖署で9月27日に感謝状を受け取った篠原店長は「被害を防ぐことで、地域に貢献できてうれしい」と語った。山田店長はニセ電話詐欺被害防止の感謝状が3回目といい、「特に高齢の人には詐欺ではないか毎回確認している。一つの声かけで被害を防げて良かった」と話していた。
