石破首相が「将来一緒に政権作りたい」と漏らした野党大物議員の名前 伊藤惇夫氏が明かす 「壊し屋」が政局で奇妙に動いた
昨秋に「教育無償化を実現する会」を立ち上げた前原誠司代表が4日朝にSNS投稿し、前原氏ら同党の4議員が「日本維新の会」に合流することを報告した。 【写真】石破氏が秋波を送った野党大物議員 前原氏は、維新側と「『教育無償化法案』の提出や、『労働法制において金銭解決自体を目標としない』という合意に至りました」と説明。衆院選に向け「大前提として、『非自民・非共産』の野党が協力して、政権交代を実現しなければならないという譲れない目標があります。『教育』と『維新』がバラバラで戦うより、力を合わせて戦った方が、議席が増える」との判断から、合流を決めたとしている。 2日のTBS「ひるおび」では、1日に各党への挨拶を行った石破茂首相が、前原氏から「石破カラーをちゃんと出して、がんばってください」と言われると、「出したら、ぶっ叩かれるから。出すと国民は喜ぶ党内は怒る」と返したシーンを紹介。 同番組で、政治アナリスト・伊藤惇夫氏は「元々、石破さんと前原さんは非常に仲がいい。鉄ちゃん、鉄道仲間」と説明。「しばらく前に石破さんと話してたら、突然、将来なんとか一度でいいから前原君と一緒に政権作ってみたいんだってことを、いきなり言い出してね、びっくりしたことがあります。それくらい仲がいい」と明かし、驚きの声があがった。 「前原は撮り鉄だけど、僕は乗り鉄、そんなことも言ってましたね」と語った。