高橋洋一氏 石破首相は「操り人形」影の実力者を実名告白 内閣は「ガラクタの寄せ集め」総選挙のポスターに注目
元財務官僚で経済学者の高橋洋一嘉悦大教授が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。石破茂新政権で影響力を持つ「曲者」実力者を実名告白した。 【写真】酷評された石破内閣の集合写真 最前列で「口ぽかーん、腹ぼよーん、裾だらーん」 石破内閣の幹事長に就任したのが森山裕氏。高橋氏は「今回は派閥単位で見ると、麻生さんと菅さん、岸田さんだったんだけど、森山さんはあまり数はないんだけど、菅さんが最初、小泉ジュニアを推していたから、ちょっと勢いがなくなっちゃった。そこで党内野党でジャンクな人だけを集めたという感じがする」と石破政権の組閣に森山氏が絡んだと紐解いた。 「二階さんを彷彿させるよな。二階さんはいろんなのを集めてきて、数だけを…それに似ている。二階さんがいなくなったんで、その役を担っているという感じで。結びつきは強くないけど、ポストがどうのこうのという感じで、今回、うまくやったんじゃないのかなって気がするけどね。そこで岸田さんと菅さんもこっちに回っちゃった。岸田さんと菅さんをうまいこと利用して、いい立ち居振る舞いをして幹事長になったって気がするけどね。曲者だね」と続けた。 高橋氏は「理念も何もない、ガラクタの寄せ集めみたいな所だから、二階派が頑張ったところで、政策的に主導権握るわけでも何でもない。数は事実なんだけど、二階派みたく本当に数を森山さんが持ってるかというと、そうじゃないと思うよ。どうせまた、党の中の主導権争いになる。幹事長は金を使えるから、圧倒的に有利。仕方ないから、岸田さんも菅さんも従っていく。そっちの方が有利だからね」と読んだ。 その上で「森山さんみたいなのが影についていたら、石破さんなんて、操り人形でしょと言われちゃうじゃない?党内基盤が弱いと言われちゃうんだよ」と手厳しかった。 一方で、非主流派になった高市早苗氏や麻生太郎氏だが、高橋氏は求心力を失っていないという見方をとる。総選挙で候補者と党幹部が映る「2連ポスター」では、石破氏より小泉進次郎氏や高市氏の方が人気があるとし、「地方では票を取るけど、都会では高市さんの方が票が取れる」「そうすると、自民党の中の人は高市さんに頼っちゃうんじゃない?」と予想し、「執行部のパワーはなくなる」と結論。「石破さんとの2連ポスターは嫌だって言う人、都会ではいるんじゃないの?」とぶった切った。