「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」がついに街開き! 「ららテラスHARUMI FLAG」や「東京BRT」の様子は? 記者が街を探索してみた
2023年に販売された分譲マンションの最高抽選倍率が266倍となり、大きな話題をさらった「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」。板状棟の販売が終了し、一部の住民は2024年の1月から入居を開始した。3月には商業施設がオープン、そして4月1日、正式な街開きを迎えた。注目のニュータウンがどのような街になったのか、記者が実際に街を歩いてみた。 晴海フラッグの価格、間取りを大公開! 目次街のメインストリートには、商業施設とタワー棟街に人の姿が少ないのは、なぜ?メインストリートの中心にある「ららテラスHARUMI FLAG」メインストリートの突き当たりには、晴海ふ頭公園高速バス「東京BRT」は便利なのか?地下鉄構想で15年後の「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」は激変する?まとめ
街のメインストリートには、商業施設とタワー棟
中央区晴海の東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村跡地につくられたのが、「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」だ。 分譲マンションは、3つの住宅街区(SEA VILLAGE・SUN VILLAGE・PARK VILLAGE)にある17の板状棟と、ツインタワー「HARUMI FLAG SKY DUO(晴海フラッグ スカイ デュオ)」がある。ほかに、賃貸住宅やシニア住宅、公園、学校、商業施設があり、約1万2000人の暮らす巨大なひとつの街を形成する。 「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」のメインストリートと言えるのが、街の中央を貫く大通りだ。通り沿いには、商業棟「ららテラスHARUMI FLAG」、「晴海西小・中学校」、また、建設中の2つのタワー棟「HARUMI FLAG SKY DUO(晴海フラッグ スカイ デュオ)」がある。
街に人の姿が少ないのは、なぜ?
早速、メインとなる中央の通りに沿って、街の入り口にあたる東側から歩いてみた。 記者は2月末にも「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」を訪れているが、当時は大通りに人がぽつぽつ歩いているだけだった。しかし、そのころよりは人が増えたように感じた。とはいえ、昼間の時間帯に通りを歩いているのは、観光客らしき人も含めて数十人といったところだろう。 「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」は4月1日に街開きをしたばかりで、しかもタワー棟は建設中の状態。完成済みの板状棟にすでに引っ越しをしている人は、まだ半数もいないのではないかという印象を受けた。 購入後に賃貸として貸し出す予定、また転売予定の部屋なども相当数あると思われ、タワー棟「HARUMI FLAG SKY DUO(晴海フラッグ スカイ デュオ)」の完成後、いったいどのくらいの人が実際に生活するのか、未知数である。