生乳にとにかくこだわったスペシャルなアイスクリームが、第76回ジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞!
創業以来一貫して生乳の品質・おいしさにこだわり続け、徹底した衛生管理ときめ細かな飼育管理により高品質な生乳を生産してきた株式会社ひらかわ牧場。今回、牧場で搾った搾乳後24時間以内の新鮮な生乳を使ったアイスクリーム「フレッシュミルク」が、一般社団法人 フードアナリスト協会が主催する第76回ジャパン・フード・セレクション(2024年6月)にて、最高位となる「グランプリ」を受賞した。 【写真】アイス好きなオーナーが作った特別なアイスクリーム 生乳のフレッシュ感が特徴で、その濃厚な生乳の風味とあと味のさわやかさがすっきりとした印象の「フレッシュミルク」。濃厚さと甘さのバランスが絶妙で、さっぱりとした味わいが楽しめることから好評を博している。 搾乳後24時間以内の生乳にこだわり、優しいミルクの味わいが感じられるアイスクリームとして、その新鮮な素材感を最大限にいかしたスペシャルな一品。乳牛と牧草の色をイメージしたデザインのパッケージデザインが、視覚的にも楽しませてくれる。 グランプリを受賞したアイスクリームについて、こだわりなどを担当者に聞いた。 ーー今回の商品「フレッシュミルク」について、イチオシ、目玉となるものは? 市販のアイスでは味わえない濃厚なミルク感と、さっぱりとしたあと味が特徴です。牛乳が苦手な方にこそ、ぜひ一度食べてもらいたいアイスクリームです。 ーー「フレッシュミルク」のアイデアはどのようにして生まれた?また、その実現に向けて苦労した点は? 生乳流通の多くは、酪農家により生産された生乳をそのエリアの指定段団体に集め、複数の乳業メーカーに販売する「一元集荷多元販売」の体制をとっています。そのため自分たちのこだわりや、想いを消費者に直接届けることができないといった大きな悩みがありました。 そこで、原料乳の生産だけでなく、オーナーが子どものころから大好きだったアイスクリームを製造し自社販売することで、生産者の想いを伝え、農業の魅力を発信することを決意。自社の高品質な生乳を使えば、市販の高級アイス以上においしいアイスクリームが作れるはずだと考えて製造をスタートさせました。 しかし、成分調整されていない搾りたての生乳を使うにあたって、放牧を主体にした牛の飼養体系では季節によって乳成分が大きく変化します。そのため毎回乳成分を調べ、原料の割合を調整する必要がありました。年間の乳成分の変化が最小限となるよう、牛の飼養管理から見直し、製造ごとにレシピを変える体制を構築することで、結果として牛の健康にも寄与し生乳本来の風味が感じられる、牧場ならではのアイスクリームが完成しました。 ーーユーザーへのメッセージは? 作り手のこだわり、想いがたっぷり詰まったアイスクリームです。モノとしての商品以上に食べ物や身の回りのものに作り手の想いやこだわりを感じたい人、市販のアイスに物足りなさを感じているアイス好きにおすすめです。 ■アイス好きのオーナーが作った、特別なアイスクリーム アイスクリームの原料の中で最も割合が多いのは牛乳だ。そのため、牛乳の品質がアイスクリームのおいしさを左右する。この事実から子どものころから大のアイスクリーム好きなオーナーは、最高の牛乳を使ってアイスクリームを作れば最高においしいアイスクリームができるだろうと考えた。そして、自ら搾った牛乳で愛するアイスクリーム作りが始まった。 アイスクリームの原料に使う牛乳は、搾乳後24時間以内の新鮮な生乳を用い、生乳本来の味を損なわないように低温殺菌という方法で処理する。試行錯誤を繰り返してようやく完成したのが、濃厚ながらあと味はさっぱりとしたアイスクリームだ。生乳本来の優しい甘さや風味をしっかりと感じられるこのアイスクリームには、一滴の牛乳にかける牛飼いの想いが込められている。 <商品概要> 商品名:フレッシュミルク 原材料名:生乳(せたな町産)、乳製品、砂糖/トレハロース、乳化剤、安定剤(増粘多糖類) 保存方法:要冷凍(マイナス18度以下) 価格:人気の4種類(8個入り/フレッシュミルク×2、バニラ×2、キャラメルクランチ×2、チョコレート×2/各100ミリリットル)(3564円)/ファミリーパック2リットル(フレッシュミルク)(4320円)ほか ■「ひらかわ牧場」について おいしい牛乳は「土づくり、草づくり、牛づくり」によって作られるという信条のもと、農薬・化学肥料を一切使わず牧草を栽培し、牛に与える牧草は全て自社栽培している。その牧草地に牛を放し、大自然の中で牛たちはのびのびと過ごす。2016年には農場HACCP認証を取得し、生乳は徹底した衛生管理により生産されている。 ■「ジャパン・フード・セレクション」とは 一般社団法人 日本フードアナリスト協会が開催する、日本初の食品・食材評価制度。日本人の繊細な味覚、嗜好性、感性、食文化に配慮し、日本フードアナリスト協会に認定された2万3000人を超えるフードアナリストが、公正・中立に審査。審査員の評価が100点満点中90点以上の商品にグランプリ、80点以上が金賞、70点以上が銀賞、60点以上に銅賞が授与される。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。