がってん寿司に新メニュー 小学生ら未利用魚のブダイで考案、寿司職人らと試作 商品化へ3品決定、寄居で最終選考会 準備整い次第、がってん寿司各店で提供
海と日本プロジェクトin埼玉県は、寄居町内で埼玉うみかぜ探検隊寿司メニュー最終選考会を行い、実際に商品化する寿司メニュー3品を決定した。埼玉を中心に「がってん寿司」などを展開するRDCが協力。選ばれたメニューはがってん寿司各店で準備が整い次第、提供を始める。 メニューは27のアイデアの中から選ばれた8品を子どもとRDCの寿司職人でつくったチームで試作。その中から、さいたま市の金谷ゆきのさん(小学5年生)が考案した「あげブダイのにぎり、ブダイタルタルソースぞえ」、入間市の大久美月さん(同5年生)の「ブダイのネギラー油のせ」、上尾市の久保皓さん(同6年生)のブダイをポン酢で味付けオオバとノリで巻いた「のりまき」が選ばれた。 金谷さんは「一生懸命作ったので選ばれてうれしい」。大久さんは「選ばれると思っていなかったのでびっくりした。とてもうれしい」。久保さんは「自分の作ったのりまきが選ばれてうれしい。いろんな人に食べてもらいたい」と笑顔で話した。
同企画は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。今年8月に熊谷市と千葉県勝浦市で体験型学習イベントを開催、県内などから小学生27人が参加した。学習テーマの一つに「磯焼け」を掲げ、勝浦市の浜行川漁港で漁体験をして専門家の講義を受けた。磯焼けの原因とされ「未利用魚」でもある、ブダイを使った寿司メニューを子どもたちが考えた。
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