禁漁後の川で鮎釣り⁉2024年は【特別採捕】釣行にて納竿
いよいよ大ラス!2024年鮎釣りシーズンの締めは中津川で入れ掛かりタイムを楽しむ!
そして翌日。今年もこの日がやって来てしまったか・・・2024鮎釣りシーズン納竿の日!さあ~最後のその時まで大いに楽しんで行こ~!と釣りを始めるその前に、久しぶりの「とくらや」さんへ。すると今日も見慣れた顔ぶれがズラリ。みんな鮎釣り好きだな~(笑)! 最終日は、今回知り合ったおじさまのオススメポイント「消防グランド前」で一緒に釣りを楽しむこととさせてもらった。すでに釣り人の姿も見られたが、特別採捕期間とあって混雑している、というほどではなかった。 今日が最後なので、大好きな浅場チャラチャラのポイントからスタート。ヒュンヒュンと鮎の走る姿が見られひと安心。左岸ヘチ手前から探っていくと「ギラ~ン!」と、今日も1尾目が早い!しか~し、サイズはそうでもなくおチビちゃんからのスタート。釣れた鮎を何とかオトリにして循環させていくが、この後もポツポツと掛かるもののサイズは上がらない。 ふと顔を上げると対岸のヘチに鮎がメチャクチャ跳ねてるじゃないか!しかも良型だ!すぐさまチャラ瀬を見切り対岸へ。そしてサラのオトリを出動させる。跳ねがある場所で止めて待つと「ガッツーン!ギューン!」と竿が絞られる。さっきまでの釣果が嘘だったかと思うほどのサイズアップ!錆もなく、若くて良い鮎であった。さらにこの鮎が実に良い仕事をしてくれた。グングン流れに入って行ったかと思えば、また「ガッツーン!」と連チャン。なんと同じ場所で型揃いの4連チャン!この時期の連チャンは格別に嬉しい~! 何処にでも鮎の姿は見えるが、場所によってサイズのムラがあるようだ。こりゃきっと他にもパラダイスがありそうだな~!キョロキョロと川を見ながら釣りを続けた。
14:30を回りゴールデンタイムは来るのか?!
2日目は、珍しくオトリの確保も十分にできていた。あとは鮎を探すべし!先程連チャンしたポイントも少し反応が悪くなって来たので、ここで思い切って下流へ移動。するとあの連チャンした時と同じ良型の跳ねを発見!しかしここで一つ問題が・・・鮎が跳ねているのは思いっきり木の下。左右に木の枝がせり出しているのだ。しばらく「どうやったらあの場所へオトリを送り込めるか?」を考える・・・。竿を寝かせることはできない。 私は僅かな木の間に立ち、曳舟から一番のエースを選ぶ。「流れの強い瀬を竿を立てたまま昇らせるしか無い!」。これでダメなら諦めざるを得ない。釣った鮎たちを一度タモに出して、鮎ドラフトの開始!そして最後にタモに残ったのは背掛かりの良型メス鮎だった。竿先に気を付けながら鮎の顔を上流に向け放つ。手前の流れは難なく越え、ヘチへと向かっていった。ここから上流へに遡っていけるか?ラインを少し後ろへと倒し負荷をかけた瞬間、「グイーン!」と上流へと向かっていく。「いけ~!鮎くん!」。狙いの場所まであと少し!とにかくオトリを全力応援(笑)! そして遂にその時はきた!「ガツッ、ギュイーン!」一気に目印が引き込まれる。「どりゃ~!キター!」と、ゆっくりと後ろに下がり、掛かり鮎を木の間から引き摺り出し無事タモイン!試行錯誤した末の何とも嬉しい1尾となった。ここからこの戦法が功を奏し連チャンを楽しむことができた。どんどんと傾いていく陽射しに寂しさを感じつつ今シーズン最後の夢中な時間は続いた。 目印も見えにくくなって来た頃2024年最後の1尾が掛かった!水を切りタモに収まった鮎は美しい背掛かかりの鮎であった。 これにて2024鮎納竿!
14県20河川を釣り歩いた2024年!出会い多きシーズンに感謝!
今回の相模川・中津川ではまだまだ多くの鮎の姿も見られ、最後に入れ掛かりもありと最高のシーズンの締めとなった。 2024年の始まりは4月の埼玉県荒川の1尾。そこから中津川の最後の1尾まで全国14県20河川を釣り歩いた夏は、多くの鮎や友たちとの出会い多き素晴らしい時間であった。鮎よ友よ今年もありがと~! そして、2024年半年間相変わらずの珍道中記事ではありましたが、皆様、温かい心で記事を読んでくださり本当にありがとうございました。2025年更に熱い熱い鮎な夏に!また元気にお会いしましょ~!
SHOHEY:3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全て鮎釣りに捧げ、全国各地を駆け巡る。アウトドアの団体を主催しイベントも開催