〝斎藤新党〟に含みも「県議会との関係見定めていく」兵庫県知事選から一夜明け斎藤氏
17日投開票の兵庫県知事選で再選された斎藤元彦氏は18日、神戸市内で取材に応じた。自身に対する不信任を決議した県議会の中で、斎藤氏を支援する議員で地域政党を作る案が持ち上がっていることについて、「県議会も新たな民意の後でどういった知事部局との関係性になるのかをしっかり見定めることが必要だと思う」と述べ、〝斎藤新党〟のような形で新たなグループを作る考えに含みを持たせた。 【写真】斎藤氏がユーチューブで勝利宣言、ガッツポーズを見せた 「県議の中でも思いを共有されている方は多い」とも語った。一方で、「まだ当選させてもらったばかり。まずは県政をもう一度担う中で来年度予算案に向けてきっちりやっていく」と述べ、当面は県政に集中する考えを強調した。 兵庫県知事選に斎藤氏を支援するとして立候補した政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)は、兵庫に地域政党を作る考えを明らかにしている。知事選で「反斎藤」の立場を鮮明にした県内22市長に対し、それぞれの次期首長選で対抗馬を擁立するとも表明した。