真っ黒ライダースで、上質なワイルド男になる!
ここぞというデートで頼れる男らしさを発揮したいときにも、肌寒い季節の羽織りものとしても、1枚でコーデがキリッと決まるのが“黒ライダース”。ワイルドさが魅力だけど、サジ加減を間違えてしまうと、街では浮いてしまうことだってある。じゃあ、お洒落に見せたい大人はどれを選ぶのがいいのだろうか? その正解は、上質で洗練されたライダースが揃うブランドから選ぶということ。なぜって、どうやっても男クサさが出てしまう真っ黒ライダースだけど、質の高いレザーやモダンなデザインであれば、大人の冬カジュアルにうってつけなのだ。早速、都会的なワイルド感を醸す、スタイリッシュなライダース4選をご覧あれ!
フロントに光るカボションがエッジの効いたワイルド感を演出
ワイルド感強めなダブルライダースに、シルバートーンのカボションをあしらうことで、大人の遊び心を醸す1着に。ラグジュアリーな表情を添えるカボションの輝きで、アクセいらずの主役アイテムとして活躍間違いナシ。また、なめらかなカーフスキンのリッチな着心地と、コンパクトなシルエットが、シンプルなカジュアルコーデを洗練された印象に魅せてくれる。 予定価格75万9000円(セリーヌ オム バイ エディ・スリマン/セリーヌ ジャパン)
ミニマルなデザインの中にロックな表情も感じる!?
ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズが愛用していたことから、“キース レーサー ジャケット”呼ばれるシングルライダース。潔く装飾をそぎ落とし、ミニマルに徹したデザインは、レザージャケットのタフなイメージを抑え、どこか品のよささえ感じさせる。シンプルゆえに、すっきりとした細身のシルエットと、ラムスキンのしなやかな風合いが際立つ。 61万6000円(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス)
長年大切に着込んだかのようなヴィンテージテイストが魅力
丈夫な厚手のラムナッパレザーを、丁寧に加工することで1940年代風のバイカージャケットを実現。レザーにはベジタブルタンニンなめしを施し、ジャケットに仕立てた後にタンブル加工をプラス。これにより、自然なヴィンテージテイストが漂ううえに、肌馴染みのよさも抜群。深みのあるレザーの色と合わせ、ジッパーなども全て黒で統一しており。全体にシックな雰囲気となっているのも大人好み。 102万3000円(ジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
アイコニックなメドゥーサが襟元からラグジュアリー感を発揮!
襟元にスタッズをあしらった、ロックなバイカージャケットと思いきや、実はこのスタッズ、〈ヴェルサーチェ〉のアイコンであるメドゥーサのハードウエア。アシンメトリーなジップのデザインもあって、さりげなく個性を出すにはぴったり。さらに裏地には、同じくブランドを象徴するバロッコプリントのシルク素材を採用。着用時だけでなく、脱いだときにもエレガントな大人の風格をアピールできる。 63万5800円(ヴェルサーチェ/ヴェルサーチェ ジャパン)
写真=丸益功紀 スタイリング=田川 匠 文=前田聡美