羽生善治九段もご満悦?シンプルかわいい将棋駒の豆皿 達人戦グッズ
将棋の第2回達人戦立川立飛杯が2024年12月3、4日に東京都立川市の「TACHIKAWA STAGE GARDEN」で開催されます。 ◆【写真】羽生善治九段もご満悦?達人戦オリジナルグッズがかわいい 本棋戦は2023年に創設されたばかりの、50歳以上の現役棋士が参加する公式棋戦。羽生善治九段や谷川浩司十七世名人らが火花を散らします。 2024年10月17日に日本将棋連盟が公式ホームページで、達人戦のオリジナルグッズであるオリジナル豆皿の写真を公開しました。 10月5日に開幕した22歳・藤井聡太VS30歳・佐々木勇気八段の竜王戦も熱い戦いが続いていますが、将棋界を作りあげてきたレジェンドたちの冬の大勝負も目が離せません! 後半では4人のシード棋士の解説や、2023年の棋士の年間獲得賞金・対局料のランキングについて解説しています。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
今年で2年目!達人戦立川立飛杯とは
達人戦立川立飛杯とは、2023年に創設された、満50歳以上の現役棋士が参加条件の将棋の公式棋戦です。 持ち時間30分の早指し棋戦で、本戦シード4人と予選通過4人の8人が参加します。現在は予選の真っ最中で、12月3日に準々決勝、4日に準決勝・決勝が行われます。
シンプルかわいい!羽生善治九段揮毫入りのオリジナル豆皿
観戦すると特典として、オリジナルデザイングッズが付いてきます。今回はA席の特典「第1回達人戦優勝者 羽生善治九段直筆揮毫デザインオリジナル豆皿」が紹介されました。 発表によると、「表面は羽生善治九段のお気に入りの駒でもある銀将と桂馬を、裏面には直筆揮毫デザインをあしらった」とのこと。 まるでこれから盤に打つかのような臨場感の、駒を持った手がデザイン。シンプルながらもかわいらしく使いやすそうです。観賞用にするもよし、使うもよしな豆皿です。
羽生善治、谷川浩司、丸山忠久、佐藤康光…豪華すぎる本戦シード4棋士を紹介
今年の本戦シード4人の顔ぶれを紹介します。 ●前回優勝者 羽生善治九段 ・いわずと知れた超レジェンド。永世七冠保持者でタイトルは通算99期(歴代1位)。 ・2023年から日本将棋連盟会長に就任。2024年に設立100年イヤーを迎えた連盟をけん引しました。 ・2023年に達人戦優勝。2024年は王座戦の挑戦者決定戦に進出するなど、会長職との二足のわらじで成績を残しています。 ・羽生九段の妙手は「羽生マジック」と称されます。まるでマジックのような逆転の一手を放つことから。 ●前回準優勝 丸山忠久九段 ・羽生世代の1人。名人含むタイトル通算3期。 ・2023年の銀河戦では藤井聡太銀河を破り、53歳1か月で最年長優勝。当時、タイトル戦8冠と一般棋戦全4冠を保持していた藤井から奪取し、その牙城を崩しました。 ・2023年度の将棋大賞で初の敢闘賞を受賞。 ・筋トレが趣味。対局中のワイシャツ姿からでもパンプアップされた筋肉がわかります。 ●永世称号襲位者 谷川浩司十七世名人 ・タイトル通算27期で歴代5位(現在藤井七冠は25期で6位)。 ・1983年に21歳2か月で名人を獲得。2023年に藤井に更新されるまで史上最年少名人。 ・1992年に29歳で四冠を達成しました。 ・最終盤の寄せの速さに定評があり「光速の寄せ」と呼ばれています。 ●永世称号資格保持者のうち席次1位 佐藤康光九段 ・羽生世代の1人。タイトル通算13期で永世棋聖の資格保持者。 ・深い研究量から「緻密流」、近年は奇想天外な駒組と剛腕ぶりから「丸太流」などと称されます。 ・日本将棋連盟の前会長。 ・2024年10月からはNHK「将棋フォーカス」(Eテレ。日曜、午前10:00~10:30)で講師を務めています。