【箱根駅伝】前回大会3位・城西大が3強崩しに意欲 櫛部静二監督「十分可能性はあると思う」
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する城西大の櫛部静二監督は、各選手の仕上がり具合に手応えを感じている。 今季は出雲駅伝で7位、全日本大学駅伝で6位と本来の力を発揮できていないが、前回大会では堂々の3位。16日のオンライン取材では「11月の終わりから12月初めにかけて合宿を行って、学生たちと目標を決めた。今現在の調子を考えて(目標は)4位以内が妥当かなと。もちろんそれ以上は3強(国学院大、駒大、青学大)を崩すという意味にもなるが、十分可能性はあると思う」と語った。 前回大会の5区で区間新記録をマークした〝山の妖精〟こと山本唯翔(現SUBARU)は卒業。「チームとしては正直申し上げると戦力ダウンという形になった」と話す一方で「チームの走力を上げる1年を過ごしてきた。そういったこともあって、比較的順調に強化も進んでいて、成長率としては、多大学を見渡してみても、トップレベルにあると思っている」と自信を口にした。 箱根路の結果を大きく左右する5区には斎藤将也(3年)の起用を示唆。着々と準備を進める指揮官は、全員駅伝で目標達成を目指す。
東スポWEB