チームに”衝撃”…まさかの2軍落ちとなった大物(6)球団で「世代交代」はある…?
後半戦を迎えようとしている2024年シーズンのプロ野球。今季はここまで主力打者の不振が目立つシーズンとなっており、各球団で大きな誤算に。チーム成績にも大きく影響するため、早期の復調が待たれる。そこで今回は、今季二軍落ちを経験した大物を紹介したい。(今季成績は交流戦終了時点のもの)
島内宏明(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・投打:左投左打 ・身長/体重:180cm/75kg ・生年月日:1990年2月2日 ・経歴:星稜高 - 明治大 ・ドラフト:2011年ドラフト6位 昨季に続き、今季も打撃の状態が上がらず、二軍降格を余儀なくされた島内宏明。前年同様シーズン後半の復調に期待がかかる。 明治大から2011年ドラフト6位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。ルーキーイヤーから一軍出場を果たし、2017年には初の2桁本塁打(14本)をクリアした。 2021年は141試合の出場で打率.257ながらも、自己最多の21本塁打、96打点をマークし、打点王を戴冠。 翌2022年も活躍は続き、同年は142試合の出場で打率.298、14本塁打、77打点、161安打の活躍で最多安打とベストナインに輝いた。 しかし、昨季は開幕から不調に陥り、シーズン途中に二軍降格を経験。夏場以降は盛り返したが、最終的に104試合の出場で、打率.236、7本塁打、38打点と大きく数字を落とした。 復調が期待された今季も、出場40試合で打率.214と低迷。5月下旬に二軍調整となり、現在はファーム暮らしとなっている。 外野手では若手の小郷裕哉が台頭するなど、世代交代も囁かれる。すでにベテランの域に入っている島内だが、もう一花咲かせることはできるのか。
ベースボールチャンネル編集部