「基礎よりも才能を重視」NY紙がジャッジら凡ミス連鎖のヤンキースを一刀両断。WS史上最悪の守備を「エミー賞のベストコメディー作品」と揶揄
1勝4敗で15年ぶりの世界一を逃す…
勝敗の行方を左右した痛恨エラーへの酷評が止まらない。 MLBのワールドシリーズはロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で下し、4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。15年ぶりの戴冠を逃した名門球団に対し、地元紙は第5戦で犯したヤンキース守備陣に辛辣な言葉を並べている。 【動画】平凡なフライをまさかの落球…ジャッジの痛恨過ぎた”凡ミス” NYファンにとっては、まさに悪夢の展開だった。初回に主砲アーロン・ジャッジのワールドシリーズ初ホームランとなる2ランなどで3点を先制したヤンキースは2、3回にも1点ずつを加え、4回までに5点をリードしていた。投げては先発ゲリット・コールがドジャース打線をノーヒットに抑える完璧なピッチングで付け入る隙を与えず、試合は完全にヤンキースペースだった。 ところが、試合の潮目をガラリと変える痛恨のプレーが5回表に連発してしまう。コールが先頭打者にこの試合初ヒットを許したが、続くトミー・エドマンをなんでもない平凡な中飛に打ち取った...と思われたが、なんとジャッジがまさかの落球。無死一、二塁とピンチを広げてしまう。さらに悪い流れは連鎖し、遊撃手アンソニー・ボルピーの失策が重なり無死満塁に。コールはなんとか2死までこぎ着けるも、2番ムーキー・ベッツが放った一塁への平凡なゴロを右腕は一塁ベースカバーに走らず、ドジャースにあっさり1点を与えてしまったのだ。 信じられない凡ミスに完全にリズムが狂ったエース右腕は直後にフレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデスに連続適時打を浴び一挙5失点。守備陣の相次ぐミスで同点に追い付かれたヤンキースは流れをドジャースに渡してしまい、結果的に6対7で逆転負け。15年ぶりの世界一を逃した。 わずか1勝しか挙げられず、本拠地で終戦した屈辱のワールドシリーズから数日が経っても、NYメディアは世紀の凡ミスについて議論が沸騰している。日刊紙『New York Post』の敏腕記者であるジョエル・シャーマンは「今秋エミー賞のベストコメディー作品賞には、ヤンキースの守備陣に贈られるべきだと、私は考えている。ヤンキースは第5戦の5回で、ワールドシリーズ史上最悪の守備を見せたのだ」と断罪。敗因となった守備陣の連続ミスを一刀両断した。
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