今年も本格的なお歳暮商戦始まる 商品の中には石川県の復興を支援するグルメなども 鳥取県米子市
今年も残すところ2か月を切り、お歳暮商戦が始まりました。 1年間、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えるお歳暮。鳥取県米子市のJU米子髙島屋では、11月6日から本格的なお歳暮商戦がスタートしました。JU米子髙島屋が扱うお歳暮アイテムは、カタログ商品も合わせて2000点余り。今年の売れ筋の商品価格帯は、4000円前後だということです。 今年は、能登半島地震で被害を受けた石川県の復興を支援しようと、能登牛や加賀の伝統野菜など石川県のグルメ商品をはじめ、鳥取県西部の大山ブランド会が選んだ「大山ハム」や「大山Gビール」など大山ブランドの商品も並びます。 今年1月に島根県松江市の百貨店が閉店し商圏が広がったため、出雲そばや仁多米のおもちセットなど地元山陰の名品を集めた「山陰セレクション」も販売していて、11月7日からは、松江市のギフトサロンでも商品の注文を受け付けるということです。特設コーナーでは、さっそく多くの人が訪れ、大切な人に贈るお歳暮をそれぞれの思いで品定めしていました。 Q.お目当ての品物は? 客 「ありました。ハンバーグ、鳥取県産ハンバーグ」 Q.どなたに? 客 「東京の娘。一生懸命働いているので、おいしいものを食べさせようかなと思って」 JU米子髙島屋 森 紳二郎 社長 「お歳暮というのは、大切なお客さま、お世話になったお客さまに気持ちを込めて贈っていただけるものと思っていますので、その品物のラインアップの一つに地域産品を加えていただければうれしいと考えています」 11月6日は、百貨店の近くにある地域の子どもたちが立ち寄る施設「tetоte~つなぐん家~」を利用する子どもたちが職場体験に参加。商品の試食や販売などこれまで体験したことない仕事に挑戦しました。 参加した子ども 「楽しかったです。すごく恥ずかしいのとかも消えて、上手にもっと話せるかなと思います」 「働くことの大変さと楽しさを実感して頑張っています」 地域の子どもたちも一緒になってにぎやかに盛り上がる中で、スタートした今年のお歳暮商戦。JU米子髙島屋では、昨シーズンを上回る2億1000万円の売り上げを目指しているということです。