2日(水)の天気 前線南下で雨の範囲広がる 晴れる関東は真夏日復活 ダブル台風の影響にも注意
きょう2日(水)は、西日本や日本海側を中心に雨の範囲が広がり、九州では雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。東日本の太平洋側は晴れて気温上昇、関東では最高気温30℃を超える真夏日復活となりそうだ。また、ダブル台風、17号・18号の影響にも注意が必要となる。
ダブル台風 遠ざかる17号・動き遅い18号
台風17号は日本の東海上を北東に進み、今夜までに温帯低気圧に変わる見込み。次第に遠ざかっていくが、北日本の太平洋側では高波に注意が必要だ。 南シナ海にある非常に強い台風18号は、今後は台湾付近を北上し、5日(土)ごろにかけて沖縄に接近するおそれがある。6日(日)には熱帯低気圧に変わる見込みで次第に衰えていくが動きが遅いため、沖縄では高波や強風、大雨などの影響が長引きそうだ。
前線南下 きょうは九州で激しい雷雨に
弓なりの日本列島に沿うように日本海側から前線が南下するため、きょうは日本海側を中心に雨の降る所が多くなりそうだ。北海道や西日本では次第に太平洋側まで雨の範囲が広がり、九州では雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。落雷や突風、土砂災害など大雨による災害に注意・警戒が必要だ。
真夏日 近畿から東北南部で続出
太平洋側の近畿から東海・関東、東北南部では日中は晴れるが、夜になると雨の降る所がある見込み。晴れる日中は気温上昇、最高気温が30℃を超える真夏日が続出しそうだ。関東や東北南部では真夏日復活となり、熊谷(埼玉)・福島では32℃まで上がる見込み。運動会に向けての練習など屋外での活動は、10月に入ったといえども熱中症対策を怠らずに実施してほしい。 (気象予報士・海老原美代子)