MAZZELが会得したSKY-HIからの教え“自由・楽しい・仲がいい”【夏合宿レポート#2】
SKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル「BMSG」に所属する8人組ダンス&ボーカルグループ「MAZZEL(マーゼル)」。2023年5月にデビューし、今年10月には神奈川と大阪でアリーナ公演を開催するなど順調に活動の幅を広げている彼らが、アリーナ公演に向けて、8月某日、伊豆にて3日間にわたって極秘合宿を実施していた。 【写真】ロープなどを使ったサーキットトレーニングに挑むMAZZEL&SKY-HI QJ取材チームは、その合宿の1日目と2日目に密着。現地で収録したSKY-HIインタビューを交えながら、後編では2日目の様子をレポート!
SKY-HI「BMSGを作ってからやっている仕事は“自由・楽しい・仲がいい”を作ること」
QJ取材チームが朝8時過ぎに合宿所に着くと、メンバーは朝食を済ませたあとだった。聞くところによると、なんと深夜までメンバーとスタッフ、さらにSKY-HIは一緒に起きていたとのこと。バーベキューのあとは散歩をしたり、ゲームをしたり、わざと怖い道で怖い動画を流していっせいに走り出す……なんてこともあったとか。取材チームの写真に収められていないのが悔やまれるくらい、青春の1ページを過ごしたようである。 そんな話をスタッフから聞いていると、畳の部屋からは楽しそうな声が聞こえてきた。そこにいたのは、RAN・HAYATO・RYUKI・TAKUTOの4人。どこか眠そうな声と顔つきではあるものの、ワチャワチャとビリヤードを楽しんでいる。 2日目になっても、絶えず笑い声を響かせているMAZZEL。すでにじゅうぶんな絆が育まれているように見える彼らだが、今以上に仲を深めていけるとSKY-HIは語る。 「歌やダンスのうまさ同様に、仲のよさにも上限はないと思うんです。環境さえ整えば、上限のない仲のよさは実現できる。“自由・楽しい・仲がいい”といった要素は、どんどん追求していきたいですね。“ストイックにしなきゃいけない”“つらくなきゃいけない”と、どうしても勘違いしがちなんですけど、どう考えたって厳しくて苦しいのを我慢して取り組んだ3時間より、楽しく踊った1時間のほうが成長します。これは100%そうです。やらされている勉強は頭に入らないけど、好きでやってるゲームはどんどんうまくなる、みたいな。BE:FIRSTにしろ各ソロアーティストにしろ、自分がBMSGを作ってからやっている仕事は、“自由・楽しい・仲がいい”を作ること。edhiii boiなら一緒に買い物に行くし、Aile The Shotaならうちに来てもらって一緒にお酒を呑む。アーティストによってやることは違いますけど、MAZZELにとってはそれが今回の合宿だったんです」