那須川天心、2024年振り返り「だいぶアンチも減りましたし、いよいよだなって思ってもらえた」と手応え【ボクシング】
社会貢献活動に取り組むアスリートや企業を表彰するHERO’s AWARD2024の表彰式が16日、東京都内で行われ、ボクシングからWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26)=帝拳=が受賞した。児童養護施設の支援や、能登半島地震へのポケットマネー寄付など、多くの手段で社会貢献活動を行っていることが評価された。 ◆ボクシングデビュー戦、入場した那須川天心【写真】 表彰式後に取材に応じ、3試合を行って全勝2KOとした2024年を総括。「去年よりレベルが上がったというか、だいぶこうアンチも減りましたし、いよいよだなって思ってもらえた1年になったと思います」と、手応えを口にした。 23年にキックボクシングからボクシングに転向し5戦全勝(2KO)。期待以上の実力を見せていることから、陣営は、ボクシング転向後10戦目程度の予定だった世界挑戦プランを前倒しして25年末ごろ世界戦を行う計画だ。 「来年はいよいよ勝負。1戦1戦が大事になってくる。しっかりクリアしたい」。まずは来春に予定されている6戦目に集中し、すでにスパーリングも再開している。
中日スポーツ