「全世界株式+S&P500かナスダック100」半分ずつ買うとまずいの? 三菱UFJアセット協力検証第2弾
全世界株式とS&P500で迷う人には、こんな気持ちもある。 「全世界株式のほうが全方位型でいいのはわかっているけど、米国株の調子がよくてS&P500やナスダック100のリターンが素晴らしいときは、正直うらやましくなる。でも、S&P500やナスダック100に全振りする勇気はない(米国株がずっとナンバーワンかどうかわからないから)」 半分ずつ買うと、米国株がいいときも悪いときも精神面で落ち着いていられる(?)気がする(もちろんそんな人ばかりではないだろうが)。 「投資において精神面は見逃せない要素です。どんな相場が来ても悩まず続けられる、自分が納得できる割合で買うことが大切です。そして一番もったいないのが『どれにするか悩みすぎていつまでもはじめられない』ことです」 結論。悩んだら半分ずつでも何でも、好きなように買う。人の投資の批判もしないほうが平和。人は人、自分は自分、である。 取材・文/安住拓哉、中島晶子(AERA編集部) 松崎裕美(まつざき・ゆみ)楽天証券 IR・広報室長。証券会社のマーケティング職を経て現職。楽天証券のYouTubeや投資セミナー、ラジオにも出演する敏腕広報 栗野息吹(くりの・いぶき)三菱UFJアセットマネジメント 商品プロモーション部資産形成サポートグループ。投資信託の分析、新NISAで人気の低コスト投資信託「eMAXIS Slim」シリーズのプロモーションなどに従事 編集/綾小路麗香、伊藤忍 『AERA Money 2024秋冬号』から抜粋
中島晶子,安住拓哉